この問題は大腸菌のDNAは環状で、ある地点から左右に向かって2本鎖同時に複製が起こるという性質が重要です。
A-Tという塩基対を含むDNAが1秒間に1塩基分伸びた(増えた)場合、
A-T→A-T T
となり、
1塩基対の間に1秒に1塩基増える(伸びる)現象(複製)が起きたことで、塩基対数が1になったといえるため、
時間(秒)×増えた塩基数=塩基対数
という式が成り立ち、
大腸菌では2本鎖同時に起こることから、
時間(秒)×増えた塩基数×2=塩基対数
という式が成り立ち、
問題の数値を代入すると、
x(時間)×700×2=460万
x=460万/1400
3286 (秒)≒ 55(分)≒ 0.91(時間)
この手の問題は知る限りでは分で答えるため、55分でしょう。