生物
高校生

(2)の考え方が分かりません。答えは3です

30-4 203. 分子による系統樹 進化に関する以下の記述を読み、あとの問いに答えよ。 ウシカモノハシ 同じ名称のタンパク質でも生物によってアミノ酸の配列に違いがあり,変異の度合 いと進化の速度が関係していることがわかってきた。 このことを利用して生物の進化 的隔たり (進化的距離) を表す分子系統樹がつくられるようになった。下の表は,4種の 動物の間でヘモグロビン α鎖のアミノ酸配列を比較し,それぞれの間で異なるアミノ 酸の数を示したものである。 また, 次ページ上の図は, 表から考えら れるウシ, カモノハシ,コイ, カ ンガルーの分子系統樹である。 た だし,Pはウシ, カモノハシ コイ, カンガルーの共通の祖先動物を表 イ カンガルー 43 26 0 49 75 71 49 0 ウシ カモノハシ コイ カンガルー 0 43 65 26 65 75 0 71
値にほぼ対応しており,かつ,各動物から共通の祖先動物まで の進化的距離は等しいと仮定している。 している。 さらに、2種の動物を結んでいる線の長さは表の数 (1) ウシとカンガルーの祖先はおよそ1.3億年前に分かれたと仮 定すると、表と図から、ヘモグロビンα鎖の1つのアミノ酸 が別のアミノ酸に変異するのに、 およそ何年必要と考えられ るか。 最も適切なものを次の①~ ⑦ から選べ。 ① 10万年 ② 100 万年 ③ 1000万年 ④ 2500万年 ⑤ 5000 万年 ⑥ 7500万年 ⑦ 1億年 (2) (1) で得られた結果と表より、共通の祖先動物Pから、ウシカモノハシ コイカ ンガルーの祖先動物が分かれたのは、 およそ何億年前と考えられるか。 最も適切な ものを次の①~ ⑧ から選べ。 ① 1.8億年前 ② 2.7億年前 ③ 3.5億年前 ④ 5.5億年前 ⑤ 6.5億年前 ⑥ 7.0億年前 ⑦ 7.1億年前 ⑧ 7.5億年前 (3) ヘモグロビンα鎖のアミノ酸配列を比較してみると、 多くの動物で非常によく似た 配列が存在する。 その理由として最も適切なものを次の①~ ④ から選べ。 ① そのアミノ酸配列を指定しているヌクレオチド鎖は,ヒストンとの結合部位で あり,変異を受けにくいため。 ② そのアミノ酸配列のペプチド結合は非常に強固で変異を受けにくいため。 ③そのアミノ酸配列を指定しているヌクレオチド間の結合が強固で変異を受けに くいため。 ④ そのアミノ酸配列がヘモグロビン α 鎖の機能に重要で, それが変異すると生存 に不利になるため。 [近畿大〕 カンガ ウシ ルー リード C カモノ ハシ P コイ

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