英語
高校生
解決済み

この文構造について質問です!

私は一生懸命勉強すること、を不定詞の名詞的用法だと思ってOとしたのですが、解答は副詞的用法としてMになっていました。

なぜそうなるのか教えてください!

英文図解 Every student (in the class) is expected [to study hard]. S M V M 和訳 そのクラスのすべての生徒は、一生懸命勉強することを期 待されている。

回答

✨ ベストアンサー ✨

確かに、その画像のMとあるのは正しくない気がしますね。

この文は受動態ですが、もともとは
expect O to V
OがVすることを期待する という型で、
これのOが主語の位置に回って受動態になったものです。

だから、
このto Vが五文型でいうところの何になるのかわかれば良いのですが、
expect に限らず、動詞 O to Vの型のとき、toVが何なのかをただ1つに特定するのは難しいのです。
だから辞書でもたいがいは、画像の線を引いたところみたいに書いてあります。

質問者さんのように「こと」と考えて
不定詞は名詞的用法だとすることはもちろんOKです。
その場合は
expect O to Vは、SV O1 O2の第4文型になりますね。
O2がto不定詞です。

もう一つの考え方は
expect O to V 「"OがVする"ことを期待する」
のように
Oとto Vとのあいだに主語述語の関係があるので
toVをCとして、SVOCの第5文型とするものです。
"主語述語の関係"と言ったのは、O = C とかって書かれていたりするやつです。
to VがCの場合、C(補語)になることができるのは名詞と形容詞ですから、to 不定詞は名詞的用法か形容詞的用法のどちらかになります。
そのどちらなのかは、特定ができないと思います。

まとめると、この文のto不定詞は名詞的用法か形容詞的用法のどちらかですが、特定はできない、ということです。

ゆか

丁寧に教えてくださりありがとうございます!
とても助かりましたっ!!

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回答

expect O to Vというものがあります。そしてto Vは副詞に断定できます。理由としては極論を言うとto V以下がいらず、形容詞でも名詞でもないからです。
下の方のCは補語で、補語には名詞か形容詞…というのは間違いです。それはあくまで補語として捉えることも可能ですよっていうだけの事です。
そして何故副詞と言えるのかと言うと、Oを期待するとだけ言っても、Oの何を期待するのかはよく分からなくとも、文として成り立ちます。この事からto Vは修飾語句であると言え、修飾をしているものは動詞、または文全体である。これらのことから副詞であると言えます。
逆に言うと、副詞とは文の要素ではなく、動詞または文全体を修飾しているものの事を言います。
そういった副詞としての役割を持った不定詞のことを副詞的用法と呼びます。そして、名詞的用法というのは、その名の通り不定詞の塊が名詞の位置に置かれているものの事を指します。今回は、expectの後ろにはありますが、受動態であるので目的語とはなりません。これらのことから、名詞の位置にある訳でもなく、形容詞の役割を果たしている訳でもないことから副詞的用法と断定できます。
じゃあ、そもそもとして名詞的用法だとか副詞的用法だとかの違いはなんなのか?と聞かれたら、その不定詞の塊がどこにあるのか?という事なだけで、訳し方とか文法的な違いはなく、総じてただの修飾語句なんです。
つまり不定詞は形容詞や副詞と同じただの修飾でしかありません。ただ、修飾をする時に動作を加えたいが、動詞は修飾としては使えない。ならば、不定詞(動名詞)の形にして修飾語句として扱おうってだけで、やってることは形容詞や副詞と同じです。にも関わらず何故かその不定詞の場所によって用法を区別して説明されますが、その必要性は一切なく、今回のようにかえってややこしくしてるだけです。

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