うーん、違います。原因はいいんですが、過程が…。
貿易風が弱まると、暖流の流れが弱くなります。
風の力で海水が流れるのを「吹送流」といいます。赤道付近を東から西に流れている暖流もこのしくみです。
貿易風で海水が西に運ばれると、それを補うようにペルー海流や海底からの湧昇流が流れてきます。
貿易風で海水が西に運ばれると、その分、海水が少なくなるので、そこに流れてくる。だから、
「寒流のペルー海流も弱まることで、赤道付近からの暖流の勢力の方が増して」
というところが違います。
暖流が弱くなるから、ペルー海流も弱くなる、つまり、逆です。