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一番のポイントは「馬籠」という地名です。
宿場町の代表例ですから。
２つめは、集落の形（家がどんなふうに建ち並んでいるか）です。
道路に沿って建物が並んでいる集落に「街村」と「路村」があります。
この地図の集落は「街村」で、建物の背後に農地はあまりありません。これは、街村は道路を通る人たちやものに関わる職業、たとえば旅館とか飲食店とか土産物店とかが多いからです。この形は「街村」といって、宿場町がその代表的な例です。
一方の「路村」も道路に沿って建物が並んでいますが、道路から見て建物の背後に畑などの農地が広がっています。
多くの場合は、土地が道路などで短冊状になっているのが特徴で、新田集落がその例です。
次の地図の上が路村の新田集落、下が街村の宿場町です。どちらも同じ縮尺です。