世界史
高校生
解決済み

至急、シェイエスとは何をした人ですか

世界史 シェイエス

回答

✨ ベストアンサー ✨

_当時のフランスは、封建主義で絶対王政です。
_封建主義では、基本的に土地を持っている人が偉い訳です。ここは、俺の土地だから、勝手に入って来るな。住みたければ、俺と領主と領民との関係になって、税金を納めろ。法律は俺が作るから、領民はそれを守れ。(戦争とかで)手柄を立てたら土地を少し分けてやる。そういう時代です。
_その中で、中性ヨーロッパでは、キリスト教が流行っていました。詰まり、領主よりも偉い神と言う存在がありました。ですから、神があなたを領主として認めています、と、教会にお墨付きを貰う為に、国王・領主(≒貴族)は教会に便宜を図ります。
_そのため、第一身分(聖職者≒坊主)、第二身分(貴族≒領主)、第三身分(平民≒生産性)、と身分が分けられていました。
_戦争とか、放漫な国営とか、で、財政が傾き、お金が足りなくなったので増税しました。
_当時のフランスの議会は、第一身分・第二身分・第三身分から代表者が出て居ますが、第三身分の代表者は少数でした。始めからそうだあった訳ではなく、市民国家である古代ローマから引き継がれたこの制度では、最初の頃はフランスでも、各身分からの代表者の数はほぼ同じだったのです。人数が多いと、今の日本の与党の様に、話し合わずに何でも多数派の強硬採決に成ります。
_増税で平民の暮らしは、食べて行くのも厳しい人々が出始めて、謀反(内乱)が起こりそうな雰囲気も出始めました。
_その中で、シェイエスと言う人が、第三身分の俺たちが居なければ、食べるものも作れないし、建物も建たない。議会には、第一身分・第二身分・第三身分と同じ数の代表者を参加させろ、と、政治ブックレットを配りました。選挙の街頭演説でパンフレットを配っている様なものです。
_その様な政治の動きで、内乱が起こるよりはマシだから、と、3つの身分から代表者を送る三部会から、ほぼ同数の代表者が出る議会組織へと改めて、名前も変えた方が良いから、と、国民議会へと名前を変えたのです。

_政治情報宣伝ブックレットを作って配る運動を始めたのが、シェイエスです。一般的には、フランス革命の火種と考えられています。

マサキ

ありがとうございます!

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