歴史
中学生
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中3の歴史です。
第一次世界大戦はなぜ起こり、世界と日本にどのような影響を与えたのか教えていただきたいです!!

歴史 第一次世界大戦

回答

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第一次世界大戦が起こった背景や世界,日本に与えた影響は、ここでは説明がし切れない程とても内容が深いものです。今回は知っておくべき最低限のことをお伝えします。

第一次世界大戦が起こった背景は沢山挙げられますが、この当時は世界各地で植民地,勢力圏拡大をする国が多くありました。特にバルカン半島(現在のセルビア,ブリガリア国境ら辺の半島)での対立が第一次世界大戦に大きく影響を与えました。ドイツ民族の支配力を強めようとする「パン=ゲルマン主義」、一方スラブ民族の支配力を強めようとしている「パン=スラブ主義」が対立していました。このときパン=ゲルマン主義のオーストラリアは、1908年「ボスニア・ヘルツェ・ゴヴィナ」を併合しました。その頃スラブ系諸国の人々はバルカン同盟を結成しました。1914年6月バルカン同盟のセルビア系青年がオーストラリア皇位継承者夫婦を暗殺するという「サライェヴォ事件」が発生。この事件がキッカケでオーストラリアがセルビアに宣戦布告をしました。それと同時にオーストラリアはドイツの支持をもらい同盟国側になりました。第一次世界大戦は三同盟国vs.三国協商の形でした。三国同盟側にはドイツ,オーストラリア,イタリアの三ヵ国、三国協商側にはイギリス,フランス,ロシアがいました。しかし、オーストラリアとイタリアは不仲でした。その背景には未回収のイタリアを巡る問題がありました。そのためイギリスはイタリアに勝利をしたら領土拡大の約束をすると言い、その提案にイタリアは賛成をしたことからイタリアは同盟国側を裏切り協商国側につきました。イギリスとロシアは不仲でしたが、この当時ドイツが工業で世界1位だったため勢力拡大を防ぐという目的で利害が一致したため一緒に闘いました。

すぐに終わると思っていた第一次世界大戦ですが、ドイツが粘ったことから、かなり長引きました。
ロシア国内でロシア革命が発生したことによりロシア国内は大混乱。収束が難しかったためロシアは途中で協商国側から離脱しました。ロシアが戦線離脱をしたことにより協商国側にアメリカが参戦しました。アメリカはドイツの無制限潜水艦作戦を阻止するという口実で参戦しましたが、実際はイギリス&ロシアに沢山の武器を売っていたがロシアが離脱したことにより協商国側が負けた場合、(後払いのため)お金が返ってこないことから自ら参戦したと言われています。アメリカが参戦したことにより協商国側が有利になり協商国側が勝利をしました。ちなみに日本は日英同盟を根拠に協商国側についていました。日本はドイツ領だった中国山東省や南洋諸島を攻めることに成功し、中国の袁世凱政権に二十一ヶ条の要求をして成功しました。第一次世界大戦中はヨーロッパに武器を売っていたため景気もよく重化学工業が発展しましたが、大戦後は輸出減少や物価高騰により戦後恐慌になってしまいました。

第一次世界大戦により新兵器がたくさん開発をされました。新兵器には飛行機,潜水艦,戦車,毒ガスなどがあります。
また第一次世界大戦中は男性が戦争に行っているため国内の産業は女性がしていました。そのため、女性が選挙に参加する権利を求める反乱が発生しました。この反乱から大戦後に女性参政権が実現しました。

以上の内容は最低限覚えておく内容です。
高校生になり世界史をとり大学受験で難関大学を受験することになったときは、もっと多くの知識を知っておく必要があると思います。少しでもお役に立てれば幸いです。受験勉強頑張ってください。

🍰

ありがとうございました!!!

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