回答

第一次世界大戦は、列強国の利害や小国同士の紛争などでいつ大戦争が起こってもおかしくない状況下のバルカン半島でセルビア人の少年がオーストリアの大公夫妻を暗殺したことでセルビアにオーストリアが宣戦布告し、オーストリアの同盟国ドイツも参戦。セルビア側でロシアが参戦し、その同盟国フランスも…というような芋づる式で列強国が参戦していくことで世界的な戦争に発展しました。
日本は戦争中で輸出の滞っているヨーロッパ列強の代わりにどんどん重工業を中心とした輸出を行っていき、大戦景気と呼ばれる好景気の時代が訪れます。
日本はイギリスと当時結んでいた日英同盟により第一次世界大戦に参戦し、中国の青島という場所を占領しているドイツと交戦しました。
それによってバームクーヘンなどが日本に伝わりました。
そのほかにもドイツが中国に持っていた権益の継承を要求する「二十一ヶ条の要求」を中国に要求し、民衆から反発を受けるも当時の中国の政権は一部を除き受け入れました。
日本の帝国主義的な大陸進出の大きな一歩となりましたがその後戦後処理であるヴェルサイユ条約で撤廃されなかったことで中国で五・四運動が起こりました。
好景気だった日本ですが終戦後、アメリカに端を発する世界恐慌が起こりヨーロッパ列強国たちは打開策として大きな植民地市場と自国間で交易をする「ブロック経済」という経済政策をはじめます。
それにより大きな植民地市場を持たない日本は孤立し、中国の広大な領土に植民地を求めるようになり、日中戦争のきっかけの一つにもなりました。
◯長々とすみません。間違っているところなどあったら申し訳ないです。

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