英語
高校生
解決済み

出典は玉川大です。次の英文の和訳について質問です。
Some people supply too many past victories or pleasure with which to comfort themselves, and other people cling to pains, real and imagined, to excuse what they have become、
【和訳】自分を慰めるために過去の勝利は喜びを語りすぎる人もいれば、現在の自分のことを言い訳するために、苦労(実際のも、そうでないのも)にこだわる人もいる。

themselvesまでの構文がよく分かりません。
whichが関係代名詞だと考えると、後ろにtoが続くのは違和感があります。また、too…to〜構文と考えてみても、with whichが何の役割をしているのか分からなくなってしまいます。どなたか解説お願いします。

英文解釈 和訳

回答

✨ ベストアンサー ✨

前置詞+関係代名詞+ to 不定詞 という語順ですね。

仕組みとしては
前置詞+関係詞の節の主語が
それがかかる節の主語と同じとき
関係詞節の方は主語を書かずにto不定詞にできる
ということです。

今回の文の場合
前置詞+関係詞のまとまりが、
Some people supply too many past victories or pleasure という節にかかっています。
この文の主語はsome peopleですよね。

関係詞の節の方でも意味を考えると
some peopleがcomfort themselvesする
ということを言っているとわかるので
関係詞の節と、それがかかる方の節の主語が同じ
だから、
with which they (could) comfortと書かずに
with which to comfortと書くことができる
ということです。

より正確な説明は↓を見てください

https://eigo-box.jp/grammar/relative-4/

http://pnenglish.com/grammar/%E5%89%8D%E7%BD%AE%E8%A9%9E%EF%BC%8B%E9%96%A2%E4%BF%82%E4%BB%A3%E5%90%8D%E8%A9%9E%EF%BC%8Bto%E4%B8%8D%E5%AE%9A%E8%A9%9E%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82%E4%B8%8D%E5%AE%9A%E8%A9%9E-%E3%80%90%E3%83%8D/

https://www.makocho0828.net/entry/kankeidaimeisi-to-180907

注意することが2点あって
①この書き方は前置詞+関係代名詞 の節でしか起こらない。前置詞なしの普通の関係詞の節では起こらない。

② 前置詞+関係代名詞という語順自体がかたい表現で、書き言葉としてしか使わない。日常的に使う表現としては前置詞を後ろに残す方が普通。
その場合は
Some people supply too many past victories or pleasure to comfort themselves with
となって、関係詞を使わない表現になります。
(to不定詞の形容詞的用法)

のほほん

ありがとうございます。そのような用法があるのは初めて知りました。最後に一点だけ質問なのですが、和訳の際は通常の関係詞と同様に前置詞+関係詞自体は訳さず、to不定詞として訳すのでしょうか?

ののののの

そうですね。訳し方はそれで良いと思います!

のほほん

凄く学びになりました
ありがとうございました!

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