✨ ベストアンサー ✨
感嘆文のwhatやらhowは元を辿ればveryです。
例えばこんな会話がスマホのやりとりであったとしましょう。
A)Look at this!
見ろよこれ!
(野球のボールの写真を送信)
B)Wow!The ball is very cool!
おお!そのボールめっちゃかっこいいやん!
Bはそのボールのかっこよさに感動しめっちゃかっこいいといっていますね。しかしBは本当にめちゃくちゃかっこいいと思ったのでもっと驚いているということをAに文で伝えたいです。
そんなとき、感嘆文を用いるとイイのです。
英語では伝えたいことを最初に持ってきたがります。
例えば疑問詞もひとつの例です。
Are you there?
あんたそこにいるの?
この文の通りに考えれば
Are you where?
あんたどこにいるの?
となりますよね。しかし英語の世界では1番いいたいこと(今回だったら「どこ」にいるのかが1番知りたい)を文の先頭に持っていきたがるんです。よって
Where are you?となるわけです。
さて、話を戻します。
感嘆文でも同じことが起きているとはどういうことか
今の例文を使って考えてみましょう。
The ball is very cool!
この文で伝えたいことは何か
「めっちゃかっこいい」ってことですね。
なのでvery coolを先頭に持っていきます。すると
Very cool the ball is! となります。
ここで疑問詞を考えて欲しいのですがこんな文があるとします。
Do you have a pen?
ペン持ってる?
では、何持ってる? という文にしてみましょう。
a penがwhatに変わり、文の先頭に持っていくので
What do you have?となりますね。
ここで、注目して欲しいのですが、いま、a penが whatに変わりましたね?つまり名詞が疑問詞へと変わったのです。なので今回も同じように考えると
very coolのcoolを修飾している副詞のveryを疑問詞で副詞の役割をするhowに変えてみましょう。すると
How cool the ball is!となり、感嘆文の完成です。
Whatから始まる感嘆文でも同じように考えればいけます。
では、今回の問題を見てみると、
What beautiful hair she has!となっていて
彼女の髪はなんて美しいのだろう!となります。
このとき、普通の文にすると
She has very beautiful hair!となります。いま、強調したいのはvery beautiful hairですので先頭に持っていきます。すると
Very beautiful hair she has!となりveryをhowに変えて
How beautiful hair she has!となります。しかし、Howは先程もかいたよう、副詞なので名詞以外の品詞を修飾します。つまりhowではなくwhatとなって
What beautiful hair she hasとなるわけです。
では無理やりhowを使うとどうなるかというと
先程使ったShe has very beautiful hair!を同じ意味だけど違う書き方をしてみましょう。すると
Her hair is very beautiful!となりますね。いちばん伝えたいのはvery beautifulだということです。よって文の先頭に移動され、veryはbeautiful(形容詞)を修飾しているので疑問詞の副詞であるhowになおして
How beautiful her hair is! となります。
ちなみにWhatは名詞、形容詞です。
Howは副詞です。
Whatは名詞を修飾し、Howは名詞以外を修飾するので
What+名詞+S+V
How+形容詞+S+V
となり、Whatは直後の名詞を、Howは直後の形容詞を修飾します。
一応イメージとしては
beautiful pensのbeautiful(形容詞)は直後のpens(名詞)を修飾しています。
very beautifulのvery(副詞)は直後のbeautiful(形容詞)を修飾しています。
それぞれbeautifulがwhat、veryがhowとなったわけです。
さて、今回の文を引用させていただきますが
What beautiful hair she has.
となっています。
今回Whatがあるのでwhatは直後の名詞であるbeautiful hairを修飾しています。