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1①屈性は刺激の方向に一定の向きに起こる植物の屈曲。傾性は刺激の方向によらずおこる屈曲。
②一般に、の意味がよくわかりませんが、光受容体はフィトクロム、フォトトロピン、クリプトクロムなどがあります。
2①促進:ジベレリン 抑制:アブシシン酸
②休眠することによって発芽およびその後の成長に適した環境になるまで生存することができるため、遺伝子を残しやすくなる。
③吸水すると、胚からジベレリンが分泌される。ジベレリンは糊粉層に作用し、糊粉層はジベレリンを受容するとアミラーゼを合成する。アミラーゼは胚乳のデンプンを糖へ分解し、それを呼吸基質として用いることで発芽が起こる。
④フィトクロム 赤色光受容型をPfr型、遠赤色光受容型をPr型といいます。
⑤土中深くや他の植物の影になると発芽が抑制され、発芽後すぐ光合成可能な環境でのみ発芽が起こるため、生存に有利である。
3①インドール酢酸(IAA)
②極性移動
③極性移動によって光が当たる側と反対側にオーキシンが集まり、その部分の成長が促進されるため光に向かって屈曲する。
④茎は重力と反対方向へ、根は重力方向へ屈曲する。
茎と根ではオーキシンへの感受性が異なっており、茎はオーキシン濃度が上がると成長が促進されるが、根は抑制される。重力に従ってオーキシンが重力方向へ集まったため、茎は重力と反対方向へ、根は重力方向へ屈曲する。
⑤頂芽が存在している場合、側芽の成長が抑制される現象。
頂芽ではオーキシンが合成されており、重力に従って極性移動している。側芽の成長はサイトカイニンによって促進されるが、オーキシンはこのサイトカイニンの働きを抑制するため、頂芽がある場合、側芽の成長は抑制される。
4①アブシシン酸
②ジャスモン酸
5①短日植物:暗期の長さが限界暗期より長いときに花芽を形成する植物。例)アサガオ、キク、ケイトウなど
長日植物:暗期の長さが限界暗期より短いときに花芽を形成する植物。例)アブラナ、ダイコンなど
中性植物:暗期の長さによらず、花芽形成をする植物。例)トウモロコシ、トマトなど
②花芽形成に関係する連続した暗期の長さ。長日植物では限界暗期より短い暗期を与えられた場合花芽形成し、長いと抑制される。短日植物では限界暗期より長い暗期を与えられた場合花芽形成し、短いと抑制される。なお、連続した暗期であるから、光を短時間照射する光中断を行うとそこで暗期の連続性がストップすることに注意(電照菊などはこれで開花を遅らせている)。
③葉で合成されて師管を通って茎頂分裂組織まで向かう。
問題数多かったのに丁寧にありがとうございます。凄く助かりました。