✨ ベストアンサー ✨
_マグマは液体です。地殻は固体です。石灰岩は地殻の一部分です。
_「石灰岩が先に堆積してそこにマグマが介入したら」の介入は、より正確に言うと、地殻の一部分の石灰岩にマグマを上がけして(≒接触させて)熱変性させると、と言う意味です。石灰岩→大理石は、固体のまま行われます。
_「先にマグマが介入してそのあと石灰岩が堆積しても」がどういう意味か、分かりかねますが、マグマの中に石灰岩をぶち込む、と言う意味であれば、石灰岩は融解して元の石灰岩であったものは混ざって薄まり、マグマと成ります。
_「石灰岩が花崗岩とかの上に重なってたとしたら」の意味が分かりません。以前の噴火で、石灰岩の上にマグマが流れて固まった花崗岩があり、岩石層を形成している。そこに、今回、新たにマグマが流れたらどうなるのか?と言う意味ならば、殆どの場合、前回の噴火に依るマグマとの接触に依って、既に大理石になっている、と言う回答に成ります。岩石は、熱が伝わり易い(熱伝導度が高い)ので、接触しているのが液体のマグマか、マグマが固まりかけた火成岩か、は余り関係ありません。温度と、その温度に接触していた時間と、が問題に成ります。詰まり、岩石層の厚さの問題に成ります。
_但し、先程述べた様に、岩石の熱伝導度はそれなりに高いので、殆どの場合は熱変性するでしょう。
_ですから、石灰岩がマグマに触れたら熱変成するので、花崗岩の上に石灰岩があって、尚且つ、熱変成していないのなら、石灰岩層ができたのは、マグマが地表に流れて花崗岩に成った後に石灰岩層が出来た事を示しているのです。
_添付画像が可能性として想定しているのは、石灰岩がマグマと接しても熱変性しなかった事ではなく、地層の褶曲(しゅうきょく)で地層が逆転しているかも知れない、と言う事です。
_詰まり、花崗岩の上に大理石があって、その直上の層に火成岩がなければ、逆転層の可能性がある、と言う事です。
_つまり、地層の逆転は考えなくて良いですよ、と言っているのです。
例えば石灰岩が花崗岩とかの上に重なってたとしたらそういう場合でも石灰岩は大理石になることはあるんですか?最初に花崗岩が固まってしまえば接触しても変化しないですよね、それとも変化するもんなんですか