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Q1に関しては見覚えある問題ですね。確か東大の問題だったと思います。
「キリスト教徒が帝国各地で拡大する中で、帝国の統治を安定させるためにコンスタンティヌス帝がミラノ勅令でキリスト教を公認した」
でどうでしょう。

Q2は、ちょっとわかんないです。ローマ教皇の権威をどう結び付ければいいんだこれ…
マゼランが出航した当時、トルデシリャス条約でブラジルを除く新大陸はスペインの勢力圏、そして旧大陸(ユーラシア・アフリカ大陸)はポルトガルの勢力圏となっていました。ポルトガルはヴァスコ=ダ=ガマのインド航路開拓もあって、アジア方面との香辛料貿易ではスペインをリードしていました。そこで、スペインはなんとか勢力圏である新大陸側からアジアにアクセスするため、西回りでの航路の開拓をマゼランに要求したわけです。で、これを教皇の権威と結びつけろというのがこの問題の嫌なところです。
一応、トルデシリャス条約が結ばれる以前に教皇子午線というのが引かれてまして、これは教皇がスペインとポルトガルを仲介して引いたものなんですが、この内容が不当にスペインに有利であると考えたポルトガルは、翌年に教皇を介さずにスペインと一対一で交渉してトルデシリャス条約が結ばれました。トルデシリャス条約成立の経緯と教皇の権威についてこのことを書けばいいんですかね。でもそうすると…
「スペインとポルトガルを教皇が仲介して教皇子午線が引かれたが、教皇の権威は低下しており、翌年に教皇を介さずにトルデシリャス条約が新たに結ばれ、この中で新大陸はスペインの勢力圏と確定し、スペインはマゼランに対し、新大陸側から西回りでアジアへの航路を開拓することを求めたため」
みたいな長ったらしく要領を得ない文章になっちゃうんですよね。教皇子午線のくだりいるか?っていう。
ということで、こっちはまとまった解答をご用意することができませんでした。ごめんなさい。

k

丁寧に答えてくださってありがとうございます🙇‍♀️
すごく参考になりました☺️

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