回答

✨ ベストアンサー ✨

「人が誰であるか」以外にも、「共感できる言語」のところも理解できてますか?
なんでそんなこと聞くかというと、
どちらの訳も、identifyという単語の意味をきちんと理解できてないとピンとこないと思うからです。

identify というのは
①「特定する」 
IDナンバーとかIDカードとかのID(=identify)はこっち
②「自己同一化する」
ある存在そのものや関連するものごとを、自分のことのように思って、感情移入したり、それに依存的になったり、それがないと自分が自分じゃないような気がする、というくらい没入すること。
心理学用語の「アイデンティティ」はこっち。

It is the language (which) one identifies with

itはたぶん「母語」ですかね。
oneは「人」を漠然と指す言葉です。
(which)はここに関係代名詞の省略があるということです。

identify with〜は「〜と同一とみなす」と書いてあるのに「共感できる」と訳しているのがわかりますか?
これは、identify with〜というときのidentify は②の意味だからです。

母語とは、ある人が「それがないと自分が自分じゃないような気がする」言語である
というのを
「共感できる」言語 
と訳しているんです。

and (It is the language) through which one is identified.
こっちのidentifyは、受動態でis identifiedとなっていますが、①の「特定する」の意味で使っているんです。

母語とは、それを通じて、ある人が「特定される」言語である
というのを
(ある)人が「誰であるか認識できる」言語である
と訳しているんです。

はろ

詳しくありがとうございます!!ひとつの分の中で意味が変わってくることもあるんですね、、
through which のwhichって関係代名詞で合ってますか??

ののののの

あります。
これは意図的に2つの意味を使い分けていると思います。

whichは関係代名詞です。
in whichとかってなるときの前置詞+関係代名詞のパターンです。

はろ

ありがとうございます!

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