✨ ベストアンサー ✨
_一つの回答としては、低圧帯には空気が集まって来るため、どこかから、空気を供給してやらなければならない。そうしないと、空気がどんどん増える事になり、事実と反するがから。空気を供給する所が高圧帯となる訳です。今までの話しは、地表面付近の話しです。
_高圧帯も空気中を供給し続けるためには、何処から空気を持って来なければなりません。上空から持って来ています。ですから、高圧帯の上には、下降気流があります。低圧帯には、空気が集まって来ますので、何処かへ送り出してやらなければなりません。上空へ送り出します。低圧帯の上には、上昇気流が産まれます。これで、立体的に辻褄がある空気の循環が完成します。
_空気が動く、最大の原動力は、緯度に依って太陽の南中高度が違うから、それに依って大地・海洋が吸収する熱エネルギーの差が生じ、結果として圧力差が生じるので、空気が動く筈。何で3つに分かれるの?それは、静止している場面で考えているからです。地球は自転しているので、私達は、回転する座標の上で生活しています。回転する円盤の上に物体を乗せて、回転速度を上げて行くと、やがて、遠心力に依って円盤の円周の接線方向と垂直な、円の中心と反対方向へ飛ばされます。これは、円盤の外から観測した場合です。動き出してから、弾き飛ばされるまで、円盤上で観測したとすると、円盤は、まっすぐ円周方向へ動いているのではなく、カーブを描きながら円周へと向かっていますね?。これを、地球表面に置き換えた時の慣性により、カーブさせよう、とする力をコリオリの力、と言います。カーブすることで、大気は複雑に動き、統計的に均(な)されると、北半球・南半球の夫々(それぞれ)で、3分割されます。
_先程の、下降流・上昇流を含めた立体的な大気の循環を、低緯度ではハドレー循環、中緯度ではフェレル循環、高緯度では極循環と呼びます。そして、赤道低圧帯・高緯度低圧帯・中緯度高圧帯と書いていますが、他に極高圧帯と言うものがあります。
_更に詳しく知りたければ、コリオリの力・ハドレー循環・フェレル循環・極循環などで検索して見て下さい。
ありがとうございます!