力をx軸とy軸に分解しましょう。
_いや、有効数字を考えろって書いてあるんだから、
(a)、2.0[N]✕sin60°=2.0[N]✕(√3/2)
=2.0✕(1.7/2)[N]
=2.0✕0.85[N]
=1.7[N]
(b)、2.0[N]✕cos60°=2.0[N]✕(1/2)
=2.0✕0.5[N]
(理論値なので0.50ではなく、0.5 。(a)、では、無理数を小数化する時の有効桁だから、2桁。)
=1.0[N]
ですよね?
_ジェイ さんへ
_あなたは、情報学部卒なので、計算機科学に於ける誤差の考え方が悪い意味で染み付いている様です。
_人間が手計算(頭計算?)でする数値計算の誤差(以下、数値計算・数値計算誤差と表記)と計算機科学で行う誤差(以下、コンピューター計算・数値計算誤差と表記)とには、決定的な差が幾つかあります。
_先ず第一に、数値計算では、誤差を全く含まない数値である理論値と、誤差を含む計測値と、が存在しています。これに対して、コンピューター計算は、全ての計算が誤差が(通常の場合では問題にならない程度の)近似値で行われています。その為に、本来はゼロにならなければならない数値がゼロにならないことが度々あることは、身に沁みていると思います。即ち、(AND OR等の論理計算は可能ですが、特別に設計しない限りに於いては)理論値はない訳です。ですから、計算機誤差では、誤差の拡大に常に気を使っている訳ですね。数値計算では誤差は伝搬しても、拡大はしません。させない為の有効数字と言う考え方なのです。コンピューター計算では
掛け算・割り算をビットのシフト移動で行っているから、誤差の拡大が生じるのです。
_数値計算の誤差の伝播は、数値の中の末尾の1桁だけが、数値で汚染されていて、それに四則演算した数値は汚染される。数値の中の末尾の1桁を除いた数値同士の四則演算は誤差に汚染されていない、と言う考え方に依るものです。
_数値計算では、桁落ち誤差とかありません。その為に、足し算・引き算の場合と、掛け算・割り算の場合と、を場合訳しているのです。桁落ち誤差とかは、コンピューター計算に特有なものです。
_私が言っても、恐らくは納得されない、と思うので、計算機科学ではない、実験科学用の誤差論の入門書を2冊程度読んで下さい。自分の過ちに気付くと思います。五千円程度で半日で終わると思います。金を掛けたくなければ、図書館で読めば良いし、それでも、2日程度で終わるでしょう。
*トモノスケ先生が解説された通りです!
*またこの問題を解くためには俺が書いた下記のタイトルのノート2つも参考になります
−*複数の力が加えられた物体が静止しているとき物体にかかる複数の力はつりあっている
−*高校物理で使う直角三角形2つと斜面にある物体にかかる重力を分解する方法
*俺が書いたノートは俺のプロフィールページから見ることができます
*トモノスケ先生の解説と俺のノート2つを見て分からなければここのコメントで質問してください!