漢文
高校生
解決済み

「之」のあとに続く助詞は「に」ですが、自分は「之に」ではなく「之を」だと思いました。なぜ「之」のあとは「に」になるのでしょうか。また、助詞の判断の仕方があれば教えて頂きたいです。

入試問題 次の文の「使子路問之」を漢字かなまじりで書き下せ。 かたはら リテ スル 孔子過泰山側 有婦人 有下婦 於墓者而哀。 シテ スルや いつこ 式而之便子路問之日、「子之哭也、壹 タリト ネテ 似二重有憂者」 たいざん ○泰山・・・山東省にある山の名で、 中国五嶽のひとつ ○哭・・・人が死んだ時の泣き方 ○夫子…孔子 〈長崎大〉 〔解き方〕まず、「子路」は人名であるから「子路をして」となる。次に動詞「問う」 +「しむ」の 処理であるが、現代語の「せる、させる」を活用して「問わせる→問はしむ」という方法で片づ けてもよい。しかし、「子路をして之に問はしむ」ではまだ完全な解答ではない。 「曰く」に続く ために、「之に問はしめて(曰く)」となるのが正解。このあたりの微調整は、「(この女に)質問 させて言った」というように現代語訳から逆に訓読するほうがわかりやすい。 なお、次にこれを漢字かなまじりで書き下した場合、「しむ」の『使役』をそのまま漢字で書く 誤りが多いが、「しむ」 は助動詞であるため、ひらがなにしなければならない。したがって、正解 は次のとおりだ。 CHAPTER1 夫 TSUT シゲナリふう

回答

✨ ベストアンサー ✨

「之に」の「之」とは、婦人のことを指しています。
子路をして之に問はしむ で之に問わせる、つまり子路が婦人にかぎかっこの内容を問わせたという事です。
助詞はなるべく句法で覚えた方がいいです。どうしても分からなかった時は目的語や指示語に注目して現代語で考えてみると良いです。

理解できました。ありがとうございます。

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