✨ ベストアンサー ✨
北海道大学の白岩孝行先生が書かれた文章をちょうど読んだところなので、引用です。
25億年前の原生代になると、シアノバクテリアが誕生し、光合成を行うことで大気や海洋中に酸素を増やしていきました。その結果、海洋に溶けていた2価の鉄イオンが酸素と結合して粒子化し、これが海底に沈殿したものが鉄鉱床の起源です。ですから、鉄鉱石の分布は、原生代から存在した安定陸塊に多いと指導しても問題ないと思います。
「ニューサポート社会」Vol.37 東京書籍
つまり、安定陸塊は古生代に地殻変動が起こって海底だったところが陸地になったのですが、そのころに海底に鉄イオンと酸素が結合したものが沈殿したので、安定陸塊に多い(他の地域にないということではありません)ということです。
油田は、背斜構造のところにあるのですが、新期造山帯では地層が褶曲して背斜構造ができるところが多いからと説明されています。
ただ、北海やロシアなどの新期造山帯でないところにも大きな油田があるので、最近は、油田=新期造山帯 とは言わなくなってきているようです。
理解出来ました!ありがとうございました🙇♀️