回答

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図4を見ると、北極の周りに経線が36本あります。ということは、この地図の経線は10度間隔で描かれていることになります。
日本の所を見ると、九州と東京あたりに経線が描かれていますね。
このことと、図3の経線は、経線が九州と東京のあたりに描かれていることから、図3の経線は10度間隔だと言うことが分かります。

AB間の北緯60度の緯線は、経度差120度になり、北緯60度の緯線1周の3分の1(360度のうちの120度)に当たることが分かります。
CD間の赤道は、経度差60度分なので、赤道1周の6分の1(360度のうちの60度)に当たります。

実は、北緯60度の緯線1周の長さは、赤道1周の長さの半分なのです。
それは、下の図のように、赤道1周の半径を2とすると、北緯60度1周の半径が1になるので、半径が2倍である赤道1周が、北緯60度1周の倍の長さになります。
赤道1周は約4万㎞なので、北緯60度の緯線1周は約2万㎞です。
そうすると、ABは2万㎞の3分の1、CDは4万㎞の6分の1なので、2つはほぼ同じということになります。

ところが、ABの緯線は、最短コースではありません。
ですから
ABの最短コース(赤い線)の距離<ABの緯線(青い線)の長さ=CDの赤道(青い線)の長さ=CDの距離となって
ABの距離<CDの距離 となります。

答えは AB間が近い ということです。

ぎん

とってもわかりやすい説明でした!ありがとうございます。

地道な地理

この図も参考にしてください。

ぎん

ありがとうございます😊

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