✨ ベストアンサー ✨
あなたが、少し前に同じ質問をしていたのに解答していますが、ここにもコピーしますね。
オイルショックは原油(石油)の価格が3倍程度に上昇して世界経済が混乱したできごとです。
それ以降、2つのことが起こりました。
先進国に対して産油国の発言力が強くなった。
それまでは、先進国の国際石油資本(メジャー)が原油価格の決定権をもっていましたが、西アジアを中心とするOPEC加盟国が原油価格の決定に力を持つようになりました。
また、原油価格の高騰でいろいろな物価が上昇しました。
製品の価格を低く抑えるために、物価が安い国で生産することで人件費を抑えることを狙って、安価な労働力が得られる東アジア、東南アジアへ工場が進出しました(=生産拠点の移動)。
めっちゃ分かりやすいです✨
ありがとうございました!
教科書の文章は、
かつての世界貿易のしくみは、発展途上国が燃原料など一次産品を安価な価格で輸出し、それを先進国が加工し、製品として輸出する垂直貿易がほとんどであった。…(中略)…
1970年代のオイルショック以降、
石油貿易をめぐる先進国と西アジアなどの産油国との力関係が変化し、
安価な労働力を求めて、東アジアや東南アジアなどに生産拠点が移動し、そこから工業製品が輸出されるようになった。
と分けることができます。
石油危機が、2つのことに結びついているのですが、教科書の文章が端折りすぎていてわかりにくくなっています。