数学
中学生

確率で区別する時としない時の違いは何ですか?
『同時に~』と言う問題で区別する時としない時があるんですけどその違いは何なんですか?

回答

分母が区別しているかどうかで考えるといいと思います。
確率の分母におけるものは「同様に確からしい」必要があります。つまり、区別しなくても全通り同じ確率で起こると考えられるときには区別しなくて良いです。

例えば赤玉2個と青玉2個入った袋があるとします。
玉をひとつ取り出すことを考えます。
同じ色も区別すると玉の取り出し方は4通りです。4通りすべて同じ確率で起こると考えられるので分母に設定できます。
一方、同じ色は区別しない場合、玉の取り出し方は2通りです。この2通りも同じ確率で起こるので問題ないです。

では赤玉1個、青玉2個の場合はどうなるか考えてみます。
区別する場合は3通りあり、これらは同じ確率で起こるので問題ありません。
しかし区別しない場合は赤か青かの2通りですが、明らかに青の方が赤より出やすい、つまりこの2通りは確率が同じじゃないです。よって今回は区別しなければなりません。

分母を正しく設定できれば、分子は同じように考えれば問題ないです!分母と分子で区別するorしないは揃えるということです。

長文失礼しました💦

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