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中学生
解決済み

ウクライナとロシアについてです。
今大変なことになってしまっていますが、そもそも何故対立?が起きたのですか?
そして、私達に出来ることってありますかね?

回答

✨ ベストアンサー ✨

ウクライナは、NATOに加盟して、国防上、ロシアからの脅威から、ウクライナをより確実に守ろうとしました。
ロシアにしても、国防上、ウクライナのNATO加盟とNATO軍進駐は許せない。

①実は、ロシアってけっこう平原で、防衛線をはれるのはウラル山脈くらいという認識みたいですね。
モンゴル帝国の侵攻がトラウマになっているので、広大な国土を持たないと、防ぎきれないという無意識があるそうです。
②WWⅡの独ソ戦でも、なんとかドイツから首都モスクワを守りましたが、あれは、冬将軍がいたからで、ロシアの冬がこなければ陥落していたかもしれません。防衛線には、ドニエプル川という大きな川が役立っています。ウクライナの中央を流れています。
③戦車機甲師団による攻撃をウクライナ国境からされたら、ひとたまりも無く、首都モスクワが危ない。
④NATOはそもそも、ソ連を仮想敵にした軍事同盟であり、ロシアにとっても仮想敵である。
⑤外交とは、軍事的優位があって、発言力が担保されるので、首都陥落が可能な状態では、外交の自由度が損なわれる。

こんな感じで、日本や西側諸国の多くの人からは、ロシアの行為は侵略行為に見えますが、ロシア側からすると自国の国防と外交を考えたら致し方ない行為でもあります。
外交と軍事(国際情勢的に軍事行動は、外交の一部)は本当に難しいのです。
戦争は、勝者も敗者もどちらも国防上の理由から仕方なく始めるのです。
ただ、最終的に勝利した国の理由が正当化されるだけです。

でも、今回の問題は、国連(日本は国連と訳しているが、正確には連合国。WWⅡ勝者の国の集まり)に大きな問題を投げかけています。
①常任理事国のロシアが決定的に平和を脅かした。侵略行為をした。
ソ連的に考えれば、ウクライナは旧領であり、米ソ冷戦による軍拡で国家破産して手放した旧領をロシアが回復したという認識かも知れません。
②イラクがクェートに侵攻したとき、アメリカは多国籍軍を派遣して戦った。湾岸戦争。
当時、イラクとクェートには外交問題があり、それを解決する方法に軍事行動を採用した。
すると、アメリカがそれを認めず、逆に軍事行動をイラクにした。
イラクにアメリカが反応するのは、石油がらみの利権が根底にあったと言われています。
③そうなると、当時の論理で行くと、今回もアメリカは、行きたくなかっても、行かざるおえない。
もし行かなければ、これまた、常任理事国は、自国の都合(利権)で、出兵を決めるという事になる。=自国の国益で戦争をする。

だから、今回の軍事行動は、国連(連合国)という、WWⅡの戦勝国による戦後の枠組みが自壊した事だと、個人的には認識しています。
世界は、もう何でもありであり、力(軍事力)が全てであり、昭和初期のWWⅡ前夜のような時代になったのでしょう。

私達にできる事
★経済破綻や国家破綻(財政破綻)をしないことです。
国力があれば、特段問題ないですが、国が乱れると、他国がつけいってきます。
他国も経済や財政が破綻すると、他国から富を奪って何とかしようとしがちです。
その際、健全な国を力尽くで屈服させることは難しいのです。

とはいえ、日本も経済は低迷しているし、相当国の借金ありますからね・・・・
法的に外国に戦争をしかける事は無いでしょうが、外国が攻めてくることはありえますし、
財政破綻すれば、戦争して無くても、国民生活は大変な事になりますからね。

外交 国防 財政 経済
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類似のQ&Aのリンク貼っておきます。
色々考える時の参考にして下さいな。
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1424273

資本主義 第二次世界大戦
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