回答
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風は気圧の高い方から低い方へ吹きます。気温と気圧の関係は、下記の気体の状態方程式と呼ばれる式で表現できます。
P=ρRT
または
PV=mRT
P: 気圧(Pa)
ρ: 密度(g/㎥)
R: 気体定数(287J・K^-1・kg^-1)
T: 気温(K)
V: 体積(㎥)
m: 質量 (g)
この式より、温度が一定なら気圧と密度は比例、気圧が一定なら密度と温度は逆比例するのです。気圧とは言い換えると「1㎡当たりの空気の重さ」のことで、密度とは同じく「1㎥当たりの重さ」のことです。密度と気温が逆比例(反比例)ということは、気温が高いときは密度が小さくなり、密度は気圧に比例するので気圧は低くなります。逆に、気温が低いときは密度が大きくなり、気圧は高くなるのです。
海風の場合、海面温度は陸地の温度より低いので、海面上の空気は密度が大きくて気圧が高く、陸地は日射により温度が上がります。気温が高くなると密度が小さいので気圧は低くなります。そのため、気圧の高い海から気圧の低い陸地へ風は流れ、陸地では上昇流がおきます。
ところで「暖かい気温の時は高気圧」になる理由は、高気圧は中心付近で下降気流を生じますが、空気が下降すると圧縮されて気温が上昇する性質があるためです。その際、空気中の水蒸気を消費して乾燥した空気となることが多く、周囲の雲を消散させます。それで高気圧圏内は晴れることが多いのです。
とっても詳しくありがとうございます😭
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