✨ ベストアンサー ✨
──あ、雪が積もってる。
玄関を開けて、視界に飛び込んできた白に驚いた。
この地域では雪はほとんど降らない。数年に一度降るか否かという確率で、最後に雪が積もったのは私が産まれた年の2月だと聞いている。
さすがに1歳にも満たない頃の記憶はないので、これは私にとって、生まれて初めて見る雪だ。
通学路は、一晩で生まれ変わったかのように変化していた。
枯れ草に覆われていた道端の畑も、寒そうに身を縮めていた焦げ茶色の桜の木も、すべて純白の毛布に埋もれていた。
きれいだなぁ、と感心しながら歩いていると、あっという間に学校に到着した。いつもなら結構な時間がかかるというのに、これも雪の魔法だろうか。
靴を脱いで、上履きに履き替える。階段を登った先の教室には、まだ誰もいなかった。
本でも読もうか、それとも他のクラスに行こうかと考え、ふと窓の外を見る。
──そうだ、校庭にも雪は積もっているのだろうか。
考え始めると、急にその様子を見てみたくなった。
履いたばかりの上履きを運動靴に変え、急いで校庭へと飛び出した。
予想通り、校庭にも雪が降り積もっていた。
粉砂糖をまぶしたような地面は神聖な雰囲気にもかかわらず魅力的で、我慢できずに一歩、校庭に踏み出す。
さく、さくと踏みしめるたびに響く音は新鮮で、自分でも気づかないうちに頬が緩む。
普段とは少し異なる日常に、心が軽やかに踊り出す。
──他の生徒は、いつ来るだろうか。
そんなことを考えながら、私は雪に覆われた校庭の上を走り出した。
………すみません、文章がへたくそで💦
もう少し無邪気に喜んでいる感じのほうが良かったですかね……💦
一分で考えたストーリーなので許してください。
ありがとうございます!! これが1分.... スゴすぎです!