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永遠に来ぬよう打ち払え(1825)異国船打払令
人は世に問う薪水給与令(1842)天保の薪水令とまず覚えましょう。
 異国船打払令の背景には、フェートン号事件(1808)や、英人の常陸大津浜上陸、薩摩宝島上陸などがあり、当時の幕府は、鎖国体制だったため、外国船を二念(ためらい)なく打ち払うことが命令されていました。(清、朝鮮、琉球船は対象外。オランダ船は、長崎以外の場では打ち払う)
 一方、天保の薪水給与令の背景には、清のアヘン戦争での敗北(1840〜1842)があります。当時アジアで最強と思われていた清が、イギリスにボコボコにされてしまい、さすがの日本も焦り始めます。異国船打払令のようにただ、打ち払っていては日本も清のような運命を辿る可能性も充分あり得ました。そのため、異国船打払令を緩和し、外国船には薪水を給与して退去させました。
…以上のことは、大学受験の範囲も含まれます。あまり深く考えすぎないで、こんなこともあるんだな程度に参考にしてください。

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