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現在分詞は、もともと動詞なのに、形容詞と同じ使い方をするので、
2通りの使い方をします。
①名詞を修飾する。
a white cat(白い→猫) と同じように、 a sleeping cat(眠っている→猫)
しかも、2語以上のセットになると、後ろから名詞を修飾します。
the cat sleeping in the bed(そのベッドで眠っている→猫)
これは、進行形ではありません。名詞を修飾しているだけです、
だからbe動詞を入れません。
そして、これは「文」ではありません。文の一部に過ぎません。
これを使って「文」を作ると、
〔The cat sleeping in the bed〕 is cute.
(〔そのベッドで眠っている猫〕は、かわいい。)
②be動詞とセットで使う。
The cat is white.(その猫は白い。)と同じように、
The cat is[was] sleeping in the bed.
(その猫は、そのベッドで眠っています[いました]。)
②の、「be動詞+現在分詞」のセットを使った文が、進行形の「文」です。
主語や動詞がそろっていてピリオドで終わっています。
【過去分詞】は、意味が受け身(~される立場)になります。
現在分詞と同様に、過去分詞についても、
①名詞を修飾する。
the big window(大きい→窓) と同じように、
the broken window(割れた→窓)
2語以上のセットになると、後ろから名詞を修飾して《=後置修飾》、
the window broken by him(彼によって割られた→窓)
a car made in America(アメリカで作られた→車)
これは後ろから名詞を修飾していて、be動詞はいりません。
これも「文」ではありません。文の一部です。
これを使って「文」を作ると、
I have 〔a car made in America〕.
(私は〔アメリカで作られた車〕を持っています。)
②be動詞とセットで使う。
The window is big.(その窓は大きい。)と同じように、
The window was broken by him.(その窓は彼によって割られました。)
こっちが受け身の文(受動態の文)で、be動詞がいります。
「2語以上のセットが、後ろから名詞を修飾する《=後置修飾》」
というのは、実は、前から知っていると思います。
〔The bag ←修飾← on the desk〕 is mine.
=〔机の上の→修飾→カバン〕は私のものだ。
on the desk(3語)が名詞bagを修飾
I have 〔some water ←修飾← to drink〕.
=私は、〔飲むための→修飾→水いくらか〕を持っている。
to drink(2語)が名詞waterを修飾
※補足
「~された...」が主語とは限りません。
I have 〔a car made in America〕.
(私は〔アメリカで作られた車〕を持っています。)
この、〔a car made in America〕は、haveの目的語です。
〔~された→修飾→...〕のように、
意味的に修飾しているときは、be動詞は不要というわけです。