日本史
高校生
解決済み

5代執権北条時頼の時代に起こった宝治合戦とは何があった争いなんでしょうか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

宝治合戦は、1247年に北条時頼が三浦泰村一族を滅ぼして北条氏の地位を不動のものにした事件です。事件の背景は、3代執権の北条泰時が亡くなり、嫡子時氏が亡くなっていたために、泰時の孫の経時が19歳で執権職を継いだところから始まります。19歳の若さで執権に就任した経時に対しては北条氏内部でも反発がありました。また、摂家将軍の藤原頼経とその側近は勢力を拡大するチャンスと考えるようになります。執権に反感を持つ御家人たちが将軍頼経のもとに集まり反執権派を形成します。
さらに、経時が23歳の若さで亡くなり、弟の時頼が執権になると、反執権派の動きが活発になります。それに対し、時頼は藤原頼経を京都に追放し、頼経の側近だった三浦氏を滅ぼしました。これが宝治合戦です。三浦氏の惣領は泰村で、彼は穏健派だったようですが、一族の中にこれを機に北条から権力を奪還しようという動きを押さえられず、滅ぼされてしまいました。

こんなに詳しく教えていただきありがたいです!
助かりました!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉