✨ ベストアンサー ✨
電気力線をそのように定義したからです。
そもそも電気力線と言うのは電荷間に働く電気力を理解しやすくするために導入された仮想的な概念です。
物理的な実態はありません。
電気力線を書く際に、電気力線の密度が電場になるという事を無意識に使っているはずです。
例えば点電荷から湧き出す電気力線を書く際に全方向に放射状に描きますよね。
左半分だけに偏らせて多く描いてはならないのでしょうか。
電気力線の密度になんの意味もなければそれでもかまいませんが、電気力線の密度にその点での電気力の大きさ、即ち電場の大きさという意味を持たせる事で描き方は一意に定まります。
点電荷の電場は球対称のため電気力戦の密度は球面で一定、従って電気力線は放射状に書く必要があるということになります。
このようにあまり意識せず電気力線の密度が電場になるという事を使っていた訳です。
さて長々と書きましたが、結局電気力線自体には物理的な実態はなく、狭い範囲に電気力線が多く通っていた方が電場が強いとすると直感的にも正しい感じがしますし便利だからそう定義しているだけだと思います。
感謝が遅れて、大変申し訳ございません
ありがとうございました
電力線とその式だけでなく、それを取り巻く考え方の理解も深めることができました。
丁寧に解説してくださり、本当にありがとうございました。