物理
高校生
解決済み

(2)って「失われた」力学的エネルギーだから位置エネルギーは考えなくていいということですか?

→ p.41 それらの材質によって, 運動エネルギーの和が保存されることも減少する こともある。 一般に,2つの物体の衝突において, 運動エネルギーの和が保存される 衝突が弾性衝突であり, 運動エネルギーの和が減少する衝突が非弾性衝突 であるということができる。このとき,非弾性衝突で失われる運動エネ 5 ルギーのほとんどは熱となる。 例題6 運動量と力学的エネルギー 図のように,質量 Mの砂袋がひもで天井から つり下げられている。左から水平に質量 m の弾 丸が速さ 。で飛んできて, 砂袋の中心に瞬間的 に突き刺さり,弾丸と一体となった砂袋は初め の位置から高さhのところまで上がった。重力 加速度の大きさをgとして, 次の問いに答えよ。 (1) 一体となった直後の砂袋の速さVを M, m, 10 Vo Ta 15 m V。を用いて表せ。 (2) この衝突で失われた力学的エネルギーを, M, m, voを用いて表せ。 (3) を, M, m, h, gを用いて表せ。 M 指針 非弾性衝突なので,衝突の直前と直後では, 運動量は保存されるが, 運動 エネルギーは保存されない。一体となった後,力学的エネルギーは保存される。 20 解(1) 弾丸は一瞬にして砂袋と一体になるので, その間の外力による力積は無視でき る。よって,運動量保存の法則が成り立つ。水平方向の右向きを正とすると, mVo mvo=(M+m)V よって,V= M+m Mmv? 2(M+m) (3) 一体となった後は振り子と同じ運動となり,糸が引く力は常に砂袋の運動方向 と垂直なので,力学的エネルギーが保存される。よって, 次式が成り立つ。 (2)mu3-号(M+m)V°=- 1 2 (M-スプレの 2) 25 (M+m)V=(M+m)gh ………③ 式のを式3に代入して整理すると, vo= M+m -2gh m なめらかな水平面上を右向きに速さ 4.0m/s で進む質量2.0kgの台車Aが, 静止していた質量 3.0kgの台車Bと衝突し,衝突後は一体となって進んだ。 類題 30 6

回答

✨ ベストアンサー ✨

(3)では、衝突の直前と直後を考えています。
位置は直前と直後で変わらないので
位置エネルギーについては
考えなくても大丈夫です。

まなみ

すいません、まだよくわからないのですが...
この衝突によっておもりはhの高さまであがったんじゃないんですか?

ゆあ

物理では「直前」や「直後」という表現が
重要になってきます。

今回の場合、
衝突する瞬間を 時刻 t = 0[s]とすると
 ・「直前」の時刻は t = 0
 ・「直後」の時刻は t = 0
とみなすことができます。
そうすると、同時刻なので「直前」と「直後」で
位置(高さ)は変わりません。

それに対し、高さhまで上がった時は、
( 分かりやすくするため、数値で表現すると )
 ・高さhまで上がった時の時刻は t = 1 [s]
というように、同時刻ではないです。
 ( 数値は適当に入れただけです )

こんな感じでどうでしょうか…?
まとめると、
「直前」と「直後」は同時刻とみなせる
  → 位置も同じ

まなみ

そうなんですね、、ありがとうございました!

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