歴史
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漸減邀撃作戦がどんな作戦なのか説明して下さい。

太平洋戦争

回答

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戦前の軍事用語だから、堅苦しいし、仰々しいでしょ。
単純に言うと、
仮想敵国(アメリカ)が、アメリカから太平洋をはるばる日本近海まで来る長旅の間に、ちょっとずつ、敵艦隊を弱らせるって考えです。
軍縮条約で、艦船の数は制限されていたので、日本の方が不利です。(例え、条約破棄後に増産しても、追いつくことは難しいと考えられていた。)
①潜水艦による攻撃(潜水艦母艦を中心とした潜水戦隊)
②駆逐艦対による夜間の水雷戦(魚雷)攻撃。当然、新月の闇夜に紛れて、敵艦隊に近づきます。
危険な任務だから、第二水雷戦隊(略称二水戦)は、海軍の花形で、旗艦、軽巡洋艦「神通」
③空母機動艦隊による昼間の雷撃と爆撃。旗艦 赤城 第一航空戦隊(略称は一航戦)ほかにも、航空戦隊はいくつかある。
艦隊は大きな集団だが、それより小さい集団を戦隊という。

てな感じで、戦艦長門(もしくは、大和、日米開戦時は、まだ大和ができていなかった)を旗艦とする連合艦隊(連合とは、海軍やその他の日本の船を持っている役所の船を一括管理するから、連合である。連合国の連合とは意味が違う。)が、
主力の戦艦で、日本近海に到達する時は、弱っている米艦隊を、たたくって基本構想の作戦です。
具体的な作成名ではありません。

「艦これ」好きの人は、ゲームしながらいっぱい知識がたまっていますね。

でも、現実は、技術革新で、魚雷を積んで飛べるか飛べないかと言われていた雷撃機も、十分作戦行動できる水準まで発達し、
WWⅡ以前は、大艦巨砲主義(海戦は、戦艦でないと勝てない)と言われていたのに、空母機動艦隊による航空雷撃戦が海戦を決するようになる。
真珠湾攻撃は、湾内に停泊中の戦艦を沈めただけだったが、
その後おこなわれたマレー沖海戦で、イギリスの戦艦プリンス・オブ・ウェールズが、日本軍の陸攻(中型の爆撃機、地上の飛行場からでないと飛べない大きさ)の波状攻撃で沈没した。

これが決定的な海戦の転換点となる。
戦艦プリンス・オブ・ウェールズの撃沈は、イギリスのチャーチル首相にとって人生で一番のショックを受けた事件であった。

空母機動艦隊 大艦巨砲主義 技術革新
海猫

教えてくれてありがとうございます。

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