✨ ベストアンサー ✨
普通、カンマがあって分詞から始まる大きなまとまりがあったら、分詞構文を考えると思うんですよね。
訳自体はおかしくないですが、この解説は謎ですね
「suggestingは直前の名詞sentenceを修飾する現在分詞」これは間違いです。
答えから言うと、これは分詞構文の特殊な用法で、主節全体が意味上の主語になっているものです。
普通、分詞構文の意味上の主語(今回の場合ならsuggestするのは誰か)は、
①分詞の前に何もなければ、主節の主語と同じ。
②カンマと〜ingの間に名詞が置かれていれば、その名詞が意味上の主語になります。このパターンを独立分詞構文 と言います。
今回の文では
suggestingの前に何もないので、①のパターンと考えればいいと言うことになるのですが、そうすると今回の文はおかしくなります。
①と解釈するとsuggestingの意味上の主語は、主節の主語なのでit(=the word "privacy")です。これを踏まえて訳してみます。
この部分、解説の訳が日本語としてこなれた形に意訳されているので、あえて直訳に直すと
プライバシーという単語は、
プライバシーという語が表す状態が日本の伝統の中で重要な位置を占めてこなかったことを示唆している
1行目が意味上の主語
2行目suggesting〜のまとまりです。
同語反復になっていてちょっとおかしいですよね。
分詞の前に何もない分詞構文で、
主節の内容全体が、意味上の主語のになる場合があって、
このsuggestingがそれです。
つまり
しかし、プライバシーという単語は、同じような意味の日本語の名詞によってではなく、説明文によって定義されている
そのことが
プライバシーという語が表す状態が日本の伝統の中で重要な位置を占めてこなかったことを示唆している
ということです。
なかなか難しいですね、、、、いつもご丁寧にありがとうございます!!助かりました!
googleで「分詞構文 主語 文全体」と入れて検索して、出てきたページ上から10個読めば納得できると思います。