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この英文からこの日本語訳が出てくる のがわからないのか
この日本語訳の内容がわからないのか
質問者さんの意図が微妙に読みきれなかったので、
両方解説してみますね。
この文では、
海外の人と関わりながらビジネスをするときに、色々生じる違いを
①文化の違いに起因するもの、と捉える
②文化ではなく、個々人の特性の違いとして捉える
という二つの考え方が対立してますよね。
筆者は①の立場で、②の立場を批判しているわけですよね。
問題の文は、
this point of view を主語にしている無生物主語構文です。
無生物主語構文は主語と目的語以降の部分に「因果関係」があることを示す文です。どのような因果関係があるのか、その微妙なニュアンス動詞と前置詞に表されています。
因果関係ですから「[主語] だから[目的語以降]だ」「[主語]によって[目的語以降]だ」という感じで訳します。
keep/prevent A from B の場合は、「AのBを妨げる」ですから、「[主語]のせいで、AがBしない」と訳せます。
まず
Unfortunatelyは文修飾の副詞です。
It is unfortunate that SV 「SVなのは残念だ」と言ってるのと同じです。ここでは、「残念なことに、」と訳していますね。
It is 形容詞 that 〜の構文を取れる形容詞は、副詞化したときに文修飾の副詞になるようなものだけです。
なので、unfortunately = It is unfortunate that と考えて良いです。他の形容詞でも同様です。
次に
this point of view のthisについて
人称代名詞itと指示代名詞this/that の違いをまず押さえましょう。itは既出の「名詞」を指すのに対して、this/thatは既出の「内容」を指します。
ここでは、直接的には前文の内容、
aproach all people with an interest in getting to know them personally, and proceed from there を指しています。そして、前文にもsoという、前の部分との意味的なつながりが読み取れる単語がありますので、さらに辿ればより内容を理解できます。
こういうのをヒントに辿っていくと、前の段落の最後の文、その中でも
it is important to judge people as individuals, not just products of their environment.
の部分に行きあたると思います。
learning what they need to knowの部分は、
theyはitの複数形なので既出の名詞。
thousands of peopleです。
関係代名詞whatの定番の訳し方を使うと、
「知っている必要があること/もの」を学ぶ
ですが、
「〜を知っている」というときの、" 〜 " にあたる部分は知識の類であることは間違いないので、模範解答は「知識」という言葉を加えていますね。
「知っている必要のある知識」だと意味がダブるので、「必要な知識」とシンプルにしています。
最後にmeet their objective ですが、meetには「(目標など)を達成する」という使い方があります。模範解答では「その目的をかなえる」と訳しています。ここで言う「目的」とは、海外の人とビジネスをするという文脈ですから、そのビジネスに成功する、ということです。
訳すと
残念なことに、
この(人間を文化的環境の産物としてでなく、ただの個人として見る)見方のせいで、
何千人もの人が、
(ビジネスに成功するという)目的を達成するために、
必要な知識を身につけていない
となります。
個人的には、その他の部分もそんなに日本語に違和感ないのですが、この参考書が、訳に至る過程をどれくらい解説してるかが気にはなります。
画像もご参考ください。
2枚目は同じ段落の最後の方のyou can't help but conclude の部分についてです。
いつも詳しくありがとうございます😢
すっきりしました、、、助かりました!🙇♀️🙇♀️