国語
中学生

(1)の問題が、解説と口語訳を見ても分かりません。
解説には、次の日にじっくりと読み返すとそうではなかったって書いてあるけど、口語訳にはそういう風に書いてなくないですか?「時間を十分かけていなかったから」なんてことをこの古文からどやって読み取れるんですか、??

次の文章を読んで、問いに答えなさい。 さうらふ いへたかの二位の云はれしは、歌はふしぎのものにて候なり。きとうち 見るに、面白く悪しからずおぼえ候へども、次の日又又見候へば、ゆゆし く見ざめのし候。これを善しと思ひ候ひけるこそふしぎに候へ、などおほ さうら うんぬん たまかつ ま ゆるものにて候云々、とぞ云はれける。誠にさる事なり。 玉勝間」 いえたか (注)いへたかの二位||藤原家隆。二位は、朝廷の役人の地位を示す 候なり||ごぎいます おぼえ||思われ ゆゆしく||ひどく」 見ざめ||見劣り さる事なり -もっともなことである 3 内容把握 |線1「面白く」とありますが、ここでそのように思われた のはなぜですか。最も適当なものを、ア~エから選びなさい。 ア 歌の鑑賞とは、必ず興味深く感じるはずであったから。 ィ 歌を鑑賞するとき、時間を十分かけていなかったから。 ゥ 歌の鑑賞では、翌日に見直すことが必要であったから。 ェ 歌に興味がないと、鑑賞する価値がないと思ったから。 係り結び」|線2「こそ」
E「きとうち見るに」に着目する。ちょっと見たときにはよいと思ったが、次 の日にじっくりと読み返すとそうではなかったという文脈にも注意する。 a 4行目の「…とぞ云はれける」に着目する。「ぞ」の結びが「ける(連体形)」 、水事。 い となっている。 「次の日又又見候へば、ゆゆしく見ざめのし候。これを善しと思ひ候けるこ そ…」の部分をまとめる。 口盟監 ちトマる 従二位藤原家隆卿は、かつて次のようにおっしゃった。「歌は不思議なもので ある。(作ってから)すぐ見ると、面白くて悪くないように感じても、次の日あ らためて見れば、非常に興ざめなものに見えて、これをよいと思ったことが不思 議であるなどと感じるものである。」と。本当にその通りである。 っこりケある、

回答

今日みた歌をよく考えもしないで「面白い」と判断する

翌日(=時間が経ってから)あらためて見てみると大して良くなく、興ざめなものだった

つまり時間をかけずに鑑賞すると本当はそれほどでもない歌が面白く見えてしまうから、ということだと思います

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