生物
高校生
解決済み

問い6の©︎でどうして膜電位の変化がほとんど観察されないことを確かめるといいのですか?

説明お願いします🙇‍♀️

生物 B ヒトの神経系は多数のニューロンからなり, ニューロンとニューロンの間や ニューロンと効果器の間はシナプスで接続されている。運動神経は骨格筋とシナ プスで接続しており, このシナプスは神経筋接合部とよばれる。運動神経は神経 伝達物質としてアセチルコリンを放出する。運動神経から放出されたアセチルコ リンは骨格筋の細胞膜に存在するアセチルコリン受容体に結合し, これによって 骨格筋は収縮する。 このとき, アセチルコリン受容体に結合するアセチルコリン の量が多くなるほど, 骨格筋はより大きく収縮する。 神経筋接合部での興奮の伝達と興奮の発生に影響を与える物質がいくつか知ら D れている。このような物質には, シナプス後細胞のアセチルコリン受容体に可逆 的に結合することでアセチルコリン受容体へのアセチルコリンの結合を競争的に 阻害する物質P, シナズス前細胞の軸索末端からのアセチルコリンの放出を阻害 する物質Q, シナプス間隙に存在するアセチルコリンを分解する酵素の作用を阻 書する物質R, シナプス前細胞· シナプス後細胞に存在する電位依存性ナトリウ ムチャネルのはたらきを阻害する物質Sなどがある。 問5 神経筋接合部に物質P, 物質Q, 物質Rを与えて運動神経を関値以上の刺激 で刺激したときにみられる骨格筋の収縮に関する記述として誤っ るものを, 次の0~9のうちから一つ選べ。ただし, 物質P, 物質Q, 物質Rは,直接的 に作用し合うことで, 互いに影響を与えることはないものとする。 6 の神経筋接合部に物質Pを与えて運動神経を刺激すると, 物質Pを与えずに 運動神経を刺激したときよりも骨格筋の収縮が小さくなる。 神経筋接合部に物質Qを与えて運動神経を刺激すると, 物質Qを与えずに 運動神経を刺激したときよりも骨格筋の収縮が小さくなる。 神経筋接合部に物質Pと物質Rを与えて運動神経を刺激すると, 物質Pを 単独で与えて運動神経を刺激したときよりも骨格筋の収縮が大きくなる。 ④神経筋接合部に物質Qと物質Rを与えて運動神経を刺激すると, 物質Rを 単独で与えて運動神経を刺激したときよりも骨格筋の収縮が大きくなる。 - 152 - 無断転載複製禁止/著作権法が認める範囲で利用してくださ
生物 問6 神経伝達物質としてアセチルコリンが用いられるあるシナプスでは, 物質R の存在下でシナプス前細胞を何回か連続して闘値以上の刺激で刺激すると, シ ナプス後細胞での膜電位の変化がほとんど観察されない状態(状態X とする)に なる。これは, シナプス間隙にアセチルコリンが多量に存在する状態が続くと, シナプス後細胞で細胞膜上のアセチルコリン受容体が細胞内に取り込まれるた めである。そこで, 状態Xにあるシナプス後細胞では細胞膜上のアセチルコリ ン受容体はほとんどなくなっているが, シナプス後細胞の活動電位の発生に関 する機能は正常に保たれていることを実験的に示したい。 状態Xにあるシナプ ス前細胞とシナプス後細胞を用いて行うべき実験と待られる結果に関する次の 記述の~ののうち, 正しい記述の組合せとして最も適当なものを, 下の①~⑥ のうちから一つ選べ。 7 @ シナプス前細胞を関値以上の電気刺激で刺激して, シナプス後細胞で活動 電位が発生することを確かめる。 6 物質Qの存在下でシナプス前細胞を閲値以上の電気刺激で刺激して, シナ プス後細胞で活動電位が発生しないことを確かめる。 シナプスにアセチルコリンを与えて,シナプス後細胞で膜電位の変化がほ とんど観察されないことを確かめる。 物質Pの存在下でシナプスにアセチルコリンを与えて,シナプス後細胞で 膜電位の変化がほとんど観察されないことを確かめる。 シナプス後細胞を闘値以上の電気刺激で刺激して, 活動電位が発生するこ とを確かめる。 物質Sの存在下でシナプス後細胞を関値以上の電気刺激で刺激して, 活動 電位が発生しないことを確かめる。 の/@ b, dD) 6 6 - 153 - 無断転載複製禁止/著作権法が認める範囲で利用してください。

回答

✨ ベストアンサー ✨

アセチルコリン受容体がシナプス後細胞に存在しないことを確かめるためですね。
アセチルコリンを与えても活動電位が発生しなければ、アセチルコリン受容体が存在しないと考えることができます。

もともと

それがどうしてシナプス後細胞が正常に働いていることにつながるのかわかりません

まろん

この実験では、アセチルコリン受容体がシナプス後細胞の細胞膜上に存在しないという条件で、シナプス後細胞を直接電気刺激した時に活動電位が発生するということを確かめたいわけですよね。
選択肢eの実験で、活動電位が発生する機能は保たれていることはわかりますが、この時アセチルコリン受容体が細胞膜上に存在しているかどうかはこの実験だけではわかりません。そこで、選択肢cの実験を行って、アセチルコリン受容体が存在しないという条件を満たしていることを示す必要があるのです。

もともと

そうだったんですね😥
やっぱり思考問題はむずかしいですね😅

ありがとうございます!

もともと

また、別の問題ですがすいません💦
この種類の問題は解いてきたのである程度理解ができていますが、頭の中で整理がつけられませんでした。

回答文の周囲の組織とはどこをさしますか?
あと、マロンさんならどのようにメモを取るか教えてください🙇‍♀️

まろん

周囲の組織は、翼原基や脚原基が埋め込まれている周囲の組織ということですね。腰の領域、肩の領域が周囲の組織に該当します。

私が取ったメモを載せておきます。もともとさんのメモがわかりやすかったので、参考にしました。

実験4(ステージ9)の結果より、周囲の組織がなくても遺伝子は発現しているので、①②は間違い。また、遺伝子WかLの片方しか発現していないので、⑦⑧は間違い。
翼原基は遺伝子Wを発現しているので、⑤か⑥に絞り込めます。
脚原基は遺伝子Lを発現しているので、③か④に絞り込めます。

実験5(ステージ9)より、翼原基は脚が生じる部分に移植しても、翼になることから、すでに翼になることが確定していると判断できます。よって、翼原基は⑥が答え。
脚原基は翼が生じる部分に移植すると、翼に変化したことから、まだ脚になることが確定してない状態と言えます。実験6より、ステージ13の段階になったら、脚原基は脚になることが確定していることがわかります。よって、脚原基の答えは③

もともと

納得です!
なかなか読み取りづらいですね!
切り離しとかの表現は大事ですね✨

ありがとうございました🙇‍♀️

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