思い出の中の故郷は美しく
とあるので、思い出せています。
なので、ウは除外できます。
「私」の記憶の中には鮮明に昔の美しい故郷が残っているのです。
エは、和らげたいと言うようなことが書かれていないのと、寂寥(もの寂しいこと)はないと書かれている(98ページ11行目)から除外できます。何故もの寂しいと思わないのかというと、次のアの説明で分かります。
アが何故除外できるかと言うと、「私」は現在荒れ果てた故郷のことを、昔からこんなふうに荒れていたと思い込むようにしているからです。実際、昔の故郷は美しいのですが、もとから荒れていたと自分言い聞かせるのです。それによって、もの寂しさも感じないということでしょう。もし、「私」がそのように思い込まなければ、アでも正解にはなると思いますが、荒れ果てる(進歩しない)理由を、昔からである、と頭の中で変えてしまったということですね。(あくまで個人の考え方です)
イが正解になるのは、「私」は昔自分が住んでいた家を他人に渡すことになったから、故郷に帰ったのですが、今度の帰郷は楽しいものではないと書かれていて、別れを告げるのが目的であるからですね。
自分は語彙力がないので、伝わるか分かりませんが、多分そういうことだろうということで、解説を書かせていただきました。自分の学校のノートも見せますので、参考になれば、、、、
分かりにくくてすみません