日本史
高校生
解決済み

疑問に思ったことです。
藤原家は摂関政治によって強大な権力を得て
政治的地位を確立しました。
摂関政治では、天皇の外祖父として摂政、関白と
なることで、それぞれ政治を後見、補佐しました。
そこで疑問なのですが、なぜ"外祖父"が摂関に
なったのでしょうか。天皇の父方の親戚でも
良かったのではないでしょうか。
かんたんでも良いので回答お願いします!

回答

✨ ベストアンサー ✨

妻問い婚あるいは招婿婚が一般的だったため妻方の家で育児や教育が行わていた時代です。
幼少の天皇も同じく妻方の家で育てられるのでその父親である外祖父が摂政をやったりすることになるわけです。
現代とは価値観が違ってくるので理解し難いかもしれませんが、最大の理由はこの婚姻形態です。

h

なるほど。父方の親戚はそもそも
あまり育児などには関わらないのですね。
分かりやすい解説ありがとうございます!!

喜重郎

天皇の父はもと天皇の上皇であり、その親戚は天皇の兄弟であれば天皇になることのできる人たちです。もし、天皇が自分の子供を天皇にするために誰かに協力を求める場合、それならば妻の親戚を頼る方が確実に自分の子を天皇にできます。妻は藤原氏であり、藤原氏の男性は貴族の頂点に立つことはできても天皇になることはできません。
摂関政治は、天皇側にとっても自分の子供を確実に天皇にすることができるというメリットがあることを付け加えておきます。

h

分かりやすい解説ありがとうございます!
それに加えてメリットまで、、、
頭が上がりません🙇🏻‍♂️また頼らせていただきます!

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