琉球処分とは

Question

琉球処分とは
外国に琉球は日本のものだとアピールするために琉球藩にし、それに怒った清と対立して何かあって沖縄県にするんですよね？
清と対立した後は何があったのでしょうか？

たにた · Accepted Answer

琉球処分は琉球王国を日本に組み込む一連の流れを言います。

もともと、琉球王国は日本（薩摩藩）と中国（清）の影響下にありました。

宮古島（琉球）の人が遭難してたどり着いた台湾で、台湾の人に殺害される事件が起こると、明治政府は外国に琉球が日本のものであるとアピールするために、琉球藩を置き清に厳重抗議しました。

日本「日本に所属してる琉球の人が、台湾の人に殺害された。清は責任とって賠償しろ！」

清「台湾の現地人は、清の支配が届いてないから知らんわ」

日本「あっそう、じゃあ台湾は清のものじゃないから日本が軍隊送って仕返ししても文句言わないでね」

日本台湾へ軍隊派遣

清「ちょっと待って、たしかに現地人に支配が及んでない的なことは言ったけど、台湾は清の領土だから！琉球の人が日本に属してることは認めて賠償するから軍隊は帰ってー」

これで、琉球＝日本で日本側がかなり有利になります。日本は琉球藩に清との付き合いを辞めるようにいいますが、琉球はこれまで通り両方の国と付き合おうとしたので、日本は琉球国王を東京へ連れて行ていき、武力を背景に沖縄県を設置します。

これに対し、武力で無理矢理はあかんぞと清から抗議がありましたが、その後日清戦争で敗北した清は下関条約で琉球どころか、台湾を日本に明け渡すことになりました。
　ここで琉球＝沖縄＝日本となりました。

こんな感じで説明になりました？

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