回答

✨ ベストアンサー ✨

その文にも書いてある通り「厳密に」言っているのだと思います。

having 過去分詞 という形の動名詞は、
その動名詞の部分と、主節の動詞とで、時制に差があることを示しています。
ですが、文脈上明らかな場合はいちいちhaving〜とすることは普通はしません。after graduating〜の場合もそうで、「卒業したあと」と言えば明らかに卒業する方が先でその後に何か起こる、というのがわかるので、having graduatedとは普通はしません。

文脈上明らかでも、わざわざhaving graduatedとする場合もあって、それは何らかの理由で時制差を強調したい場合です。
この文では、その一つ前の文で
Such training is not necessarily given 【at university.】
と言っていて、それを受けて
Strictly speaking 〜【after having graduated from unversity】と言っています。
つまり【 】でくくった2つの部分が対比的に書かれているのです。

もちろんafter graduatingでも意味的には通じるのですが、Strictly speaking と言っているので、厳密にafter having graduated という形を用いていて、そうすることで、at univerityとの対比がより明確になるという効果が生まれています。

not A but B とかよく言いますが、
but Bという形でなくても、not A部分と対比的に書かれるところには、作者が主張したい内容が書かれます。
今回の文章もそうで、
not necessarily given 【at university.】と対比的に書かれている、Strictly speaking 〜【after having graduated from unversity】の部分は作者の主張したい内容であるはずで、強調気味の表現を使う理由はそこにあります。

ゲストマカロン

理解できました!ありがとうございます

ゲストマカロン

とてもわかりやすかったので、よろしければもう一つ質問してもよろしいでしょうか??

ののののの

どうぞ!

ゲストマカロン

あと2個質問があって、1個目はmust have p.pは〜したに違いないで、should have p.pは、〜すべきだった以外に、〜だったはずだ、というように2つとも過去の推量を表すのに答えが答えに2つの選択肢があるのでどういうことか教えて欲しいです!

ののののの

正解は3なんたけと、1がなぜ違うのかってことでいいですか?
should have 過去分詞は、どちらの訳でも仮定法的な意味になるんです。〜すべきだった(のにしなかった)、〜したはずだ(なのに実際は違う) という風にです。その点が答えとして不適当です。

ゲストマカロン

ありがとうございます!

ゲストマカロン

They should have arrived at the station by now.を
They must have arrived at the station by now 言い換えることはできますか?

ののののの

いえ、できません。

説明したとおりですが、should have 〜は
①「〜するべきだった(のにしなかった)」
②「〜したはずだ(なのにしていない)」
という含みがある言い方です。

They should have arrived at the station by now.
は by nowを「今ごろ」と一応訳すことにすると
「今ごろは駅についていたはずだ(なのに実際は着いていない)」という意味です。
つまり駅に着いていないんです。

must have〜はそのような含みが全くありません。
「〜したに違いない」というだけです。
They must have arrived at the station by now
これは「今ごろ駅に着いたに違いない」という意味で
駅に着いてると言っています。

だから完全に反対の意味になってしまいます。

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