✨ ベストアンサー ✨
文型の取り方って何通りか解釈があって。
込み入った話になるのですが
純粋に、各単語の品詞から形を考えていくと下の形になります。
My fatherがS、isがV、fond of booksがC
それは間違いでは全くありません。
むしろ高校生が学校とかで習った知識を使って構文解釈したらこちらの形になるはずです。
なので質問者さんがしている解釈は間違いどころか100点満点で正しいです。
ただ、
意味を考えたときにis fond ofが「〜が好き」だから、これを丸ごとVとするという、上の形のような解釈も実際にあります。
私も実は、自分が読むときは上の形で理解しています。他人に強制はしませんが。
上の形に問題点があるとすると、
構文を取るのは、語順や文型から意味を理解して、適切な訳に至るためなのに、
意味がわかってないと構文が取れない、
という点になると思います。
is fond ofの意味を熟語として知らなかったら、これがVになると判断できないということです。
この点を解決する解説として
なぜ is fond ofがVになるのかを、訳や熟語の知識からではなく解釈してみます。
重要なのは前置詞のofです。
このofは、形容詞の後ろによく現れるもので「認識の対象」を表すofです。be sure of、be aware of、be afraid ofなど。動詞にも使われることがあって、think of、hear ofなど。
このof〜が対象をあらわすので、
主語のあとそのofの前までを文全体の動詞と解釈して、その後ろの名詞を単独で文全体の目的語としても矛盾がないのです。
fondの意味が分からなくても、ofが認識対象っぽいなとわかれば、なんらかの感情もしくは思考が働いたんだな、という最低限の理解には辿り着くことができます。
熟語のofが対象を表し、結果後ろのOに繋がる、ということですね。
とても分かりやすいです!ありがとうございました。
動詞の目的語が「対象」を表すので、
それと同様に、認識対象のofの後ろは目的語と解釈できる。
そうすると主語のうしろから目的語の前までの中間の部分、つまり今回の文ではis fond ofを動詞として解釈できる、ということです。
認識対象のofが使われている形容詞のフレーズはすべて同様に理解して良いと思います。
このような理解であれば、上の解釈でも一つ一つ熟語の意味を知らなくても(知っているに越したことないですが)解釈していくことができます。