おそらく、社会権の中の生存権で争われた朝日訴訟のところですね。
プログラム規定説とは、憲法25条の健康で文化的な最低限度の生活を国民ができるように、「国が法律を作りなさいよ」ということです。
でも、実際に国民が健康で文化的な最低限度の生活ができていないからといって、国民が国を相手に、具体的になにかしろ!(例えば困っているから国が金をよこせ!とか)ということを要求したり、そもそも憲法25条を根拠に裁判すら出来ないという考え方です。
要するに、プログラム規定説では、国が生存権を保障するための法律をつくる努力義務があるに過ぎないという考え方です。
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