✨ ベストアンサー ✨
as...asは、確かにasで挟めという説明がされますが、厳密には一個目のasと二個目のasは構造上の位置が違います。
[as...[as ]]という構造で、二個目のas節が一個目のasを修飾する形になります。
最初のasの元々の意味は、「それほどに」という副詞です。副詞なので、文法的にはveryやsoと同じ扱いです。
例 He is as tall/ as I am.
前半は、「彼はそれほどに背が高い」という意味になります。
後半は様態を表す接続詞as節が比較対照を表し、「私が背が高いように」で、これは一個目のas(それほど)の内容を具体化する役割があります。so...that構文に近い要領です。
問題文は、(twice as) expensive <in UK> <as (it is) in Japan>で、asの相関部分を直訳すると「日本と同様に高い」で、twiceが付くので二倍の意味になり、最後にin以下を踏まえて「イギリスでは日本での高さ相当の二倍高い」になります。
英文の語順に合わせると、「イギリスでは相応額の二倍(twice as)高い/日本に比べて」みたいな感じです。
お久しぶりです。役に立ったようなら幸いです。
比較の単元は、正面から扱うと膨大な"慣習"に翻弄されかねず、私自身そのように感じた経験があります。ただ、言語から完全に習慣的要素を抜くことは出来ませんが、多少なりともそれを減らすことは可能ではあります。
それが連鎖的に別の疑問を解決する場合もあり、多少難しい面はありますが、Eitarouさんは他にも度々鋭い疑問を投稿されていますので、こちらの考えを紹介しました。
普通に考えたら、比較は元の文を考えましょう
expensive in the UK
形容詞の前にas、文末に比較対象を補って前にasを置きましょう
as expensive in the UK as in Japan
これで一応、説明可能ではありますけどね。
(僕自身は、個人的にはですが、最初のasの位置や、in以下と二個目のas節の位置を、最終的な形へストレートに考えやすいので、回答のやり方で考えてます)
学習者によっては却ってごちゃごちゃ言われると分からないとか、中学生や高一生だと一旦基本形を身につけないと難しいですから、そこはEitarouさんの地力あってのことだと思いますよ。
丁寧なコメントありがとうございます。
参考書には難しい論理的な説明が書いてありましたが、恥ずかしながら、自分はSVOのような視覚的な理解が主体の人間です。
直感的に理解するために工夫して解説して頂き本当に助かります。
この掲示板を使って勉強する事はいつも僕のモチベーションの原動力になっています。
特にBoojumさん有料級のコンテンツなので説明はいつもノートに貼らせて頂いてます。
また見かけたらよろしくお願いします。
ありがとうございます。お久しぶりです🙇♂️
いつも思っていますが、Boojum様の説明は本当にすごくわかりやすいです。
なぜこのようなわかりやすい説明ができるんだろう、なぜ、僕がわからないところがピンポイントでわかっているんだろうと思い、
丁寧に解説を読ませていただいてます。
おっしゃっていただいた事を踏まえて、文構造を意識すると、頭の中で文章の形をイメージすることができました。
この文章はasの意味を根本から理解していないと理解できないなと感じました。
的確なアドバイスに感謝いたします。