✨ ベストアンサー ✨
いくつか解釈のしようがあるとは思いますが。。
S・C・Oの名詞部分に抽象的な名詞が来ている場合、
Vの位置にある語句の意味はあまり気にしないで、純粋に文法的な結びつきだけを解釈に活かせばいいです。
Gable's newest release
お分かりかと思いますがreleaseはここでは名詞です。
「最新刊は」という名詞的な訳はもちろん間違えではないのですが、
抽象名詞は「〜する(される)こと/もの」というのが一番根本の意味合いなので「最新刊がリリースされたこと」とかでも良いです。
また「無生物主語構文」として考えることも可能です
その場合この主語は原因を表す副詞のまとまりです。
①【Gableの最新刊は】
②【Gableの最新刊(が発売されたこと)によって】
is
このisは「〜である」という意味がありますが、
前後が抽象名詞を使った表現がある場合は、その名詞に動詞や形容詞的な意味を読み取ることができるので、
構文の上で動詞になっている単語はあくまで形式(英文の述語部分には必ず動詞が1つ必要)を整えるために使われているだけだったりします。
なので、動詞の意味はあまり気にせず、
前後の名詞が何かしらの関係(この文の場合は因果関係です)で結びついてる
とだけ思えば良いです。
意味ではなく純粋に結びつきの関係だけを押さえれば良い、ということです。
a compelling and reader-friendly surprise
surpriseも名詞としてよりも形容詞に読み替えて考えた方が良いです。
そうすると、[主語]によって[補語]する という因果関係の文が作りやすいです。
主語の部分を①で訳したならば、このsurpriseは、
モノを主語として使えるsurprisingに置き換える。
(模範解答はそのようですね)
主語の部分を②で訳したならば、superiseは superised としてI'm suprised と言ってると考えればいいです。
compelling and reader-friendly は形式上は名詞surpriseを修飾する形容詞です。
いまsurpriseは形容詞に直したので、それに合わせて、
このcompelling and reader-friendlyは名詞を修飾する形容詞ではなく、形容詞を修飾する副詞的に訳せば良いです。
副詞的にと言っても色々ありますが、
surpriseは感情に関わる表現なので、感情の形容詞の後ろには理由を表す副詞のまとまりがくる、というを利用すれば良いのです。
Gable's newest releaseが「compellingだしreaderfriendly なので」ということです。
なので関係代名詞thatまでの部分は
I'm surprised that Gable's newest release is compelling and reader friendly. と言っているだけです。
長いので一旦切りますコメント追記します
丁寧にありがとうございました!
無生物主語の訳難しいですね、、
関係代名詞以下
関係代名詞は2文を1文にする機能がありますので2文に分けて考えればいいです。
1文目は文頭からsurpriseまでなので既に見た通りです。
2文目の全文は
a compelling and reader-friendly surprise draws energy to the recently dull and colorless self-help genre.
これも無生物主語構文として考えればいいです。
因果関係です。
surpriseまで主語の部分が副詞句。
動詞drawは形式的なものなので、訳しにくかったら無理に訳さなくても解釈で大外れすることはありません。
ただし、動詞の意味がニュアンスに関係する場合があります。
大事なのは目的語と前置詞句。
無生物主語構文で、文の主語を副詞的に訳すと、
文の目的語は主語的に訳すことになります。
そして前置詞に動詞的な意味を読み取ります。
前置詞の目的語は、その前置詞から読み取った動詞の目的語的な部分になります。
つまり
a compelling and reader-friendly surprise なので
energy が
the recently dull and colorless self-help genreに
toする
と言ってます。
「説得力あって読みやすくてびっくりする」【から】「エネルギー」が「最近のつまらない無味感想な自己啓発のジャンル」に至る・向けられる ということです。
模範解答の日本語訳はこの因果関係をうまく表せていないと思います。
模範解答の訳だと「パワーに満ちている」から「説得力と説得力と読みやすさに驚く」と読めますが、これは因果関係が逆なのではないでしょうか。
説得力もあるし読みやすい【から】、この本のジャンル全体にエネルギーが行き渡る、それくらい魅力ある本だ、と言ってるのです。
本文に再度戻って、ここでは
〜する驚き という名詞を修飾する関係代名詞の節の形になっているので、
「説得力あって読みやすくて、エネルギーが最近のつまらない無味感想な自己啓発のジャンルに向けられる」くらいの驚き ということになります。
言い換えるなら
I'm surprised that Gable's newest release is compelling and reader friendly enough to draw energy to the recently dull and colorless self-help genre.
という感じになります。