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【形のとか文法の面から】
①状態動詞は完了進行形にならない
状態動詞というのは、原形で「〜する」という一回きりの動作ではなく「〜している」という状態を表すような動詞です。
know 知っている(その場で知った、という動作はなく、知っている という状態)
love 愛している とか
want・like・be動詞もそうです。たくさんあります。
これらは、現在形で現在進行形のような、過去形で過去進行形のような意味を表すことができます。完了も同様で、完了進行形にしないで完了形の継続用法をもっぱら使います。
② 動作動詞は、完了形の継続用法と完了進行形、どちらもなります。
勘違いしている人が多いのですが(私も勘違いしたまま過去にここで回答していました)
【意味の違い】
過去完了形の継続用法と、過去完了進行形の違いですから、上の②のように動作動詞を使う場合というのを前提としますね。
簡単にいうと、ほとんど意味は変わらないのです。少なくとも日本語訳にしたときには差がありません。
ですが、「継続してきた」ということを強く言いたいときだけ完了進行形にするんです。一種の強調なんです。
過去ではなく現在の場合、完了形の継続用法と完了進行形との違いをよく「現在完了進行形は、過去から継続してきたことを、今も続けている、というニュアンスが含まれる」とか言います。
これも同じで、「継続している」ということを強く言いたくて強調するために現在完了進行形にしているからです。
動作動詞で確実に継続の意図を伝えるなら完了進行形にすると思います。ただの完了形には他の用法もあるので、動作動詞が完了形になっているとfor〜とかsince〜とかがなければ、継続ではない他の意味を先に考えると思います。