この問題の図にあるような平行板コンデンサーの電気容量Cは、極板の表面積をS,極板間距離をd,誘電率をεとして、
C = εS / d ・・・ ①
で与えられます。
この式①を使うとき、コンデンサーの極板間が真空の場合はεは真空の誘電率ε。とし、極板間に誘電体で満たされている場合はεはその誘電体の誘電率 εとします。
(2)で考えているのは、"真空"部分なので、上の式でεをε。とすればOKです🙆♂️
また、極板の(真空部分の)表面積Sは、図2をみると、
S = l × (l - x) ・・・ ②
と求められます。
式①に式②を代入して、εをε。とすると、真空部分の電気容量C2は、
C2 = ε。l (l - x) / d ・・・ (答)
と求まります。
分かりにくい部分ありましたら、遠慮なくおっしゃってください🙏
よかったです!
そうですね、εrは真空じゃないときに使います。
というのも、εrは、誘電体の誘電率εと真空の誘電率ε。の比
εr = ε / ε。
で定義されています。つまり、誘電体の誘電率εが真空の誘電率ε。の何倍かを表しているのが、εrです。
(真空の場合にεrを考えても全く問題はないのですが、上で述べたεrの定義より、その場合は「真空の誘電率ε。は真空の誘電率 ε。の何倍か?」を考えることになって、εr = 1 になります。)
なるほど!
ありがとうございました🙇♀️
ありがとうございます!わかりやすいです!!
εrがついている式は真空じゃないときに使うんですか?