そもそも、なぜN=mgになると思いましたか?
まず、m gは物体のみにかかる重力だからそれに釣り合うのは垂直抗力のNだけなはず、という考えが間違ってます
物体は静止しているから、鉛直方向の力も水平方向の力もつりあっています。
なので、物体に働く力をすべて鉛直方向と水平方向に分解して、力のつり合いの式をたてます。 ※力がつりあっているということは、合力=0ですよね。
で、物体に鉛直方向に働く力は、下向きのmg、上向きのN、上向きのTyだけですよね。
鉛直方向に働く力はつりあっている、すなわち、鉛直方向に働く力の合力(合わせた力ですよね)は0だから、上向きを正とすると、
(-mg)+(+N)+(+Ty)=0 すなわち、N-mg+Ty=0
※別に下向きを正として、(+mg)+(-N)+(-Ty)=0 すなわち、mg-N-Ty=0でもよいですよ。
では、なぜ、しゅしゅさんは、静止している時はN=mgになるはず、と思い込んでしまったのか。それは、今までは物体に働く力は下向きの重力と上向きの垂直抗力しかなかったからです。この場合、物体が静止していた場合、力はつりあっているから、
力のつり合いの式(合力=0の式)をたてると、(-mg)+(+N)=0、すなわち、N=mgになります。
なので、静止している時は必ずN=mgになると覚えるのではなく、
静止している=力はつりあっている、すなわち、合力=0の式をたてる、と覚えれば間違いません。
分からなければ質問してください
m gは物体のみにかかる重力だからそれに釣り合うのは垂直抗力のNだけなはずなのにそれにcos30?を足すのはなぜ?って思ったからです