✨ ベストアンサー ✨
三頭政治って元老院を倒そうとしてたんですか?
▶️その通りです。
3人で協力してるはずなのに、対立したりしててよく分かりません。
▶️カエサルとポンペイウスが対立した主な理由は2人の出立ちの違いです。
カエサルが平民派なのに対してポンペイウスは貴族から支持されてる閥族派です。つまりポンペイウスはもともと元老院よりな訳です。カエサルは元老院の存在そのものを否としていますが、ポンペイウスは元老院の政策が気に入らない面があったために、ここで2人は利害関係が一時的に一致して同盟を組んで元老院に対抗します。
三頭政治が終わりを迎えるのはこの2人の関係を繋ぎ止めていたクラッススが戦死してすぐです。クラッススの死でこれまでの3人のパワーバランスが崩壊し、三頭政治は終わりました。
アントニウスもなんでクレオパトラと結んだんですか?
▶️クレオパトラの誘惑に負けたからです笑
以上拙い文章ですが参考にしてもらえば幸いです。
オクタウィアヌスがアントニウスを倒した理由
▶️理由は大きく2つあります。
1つには、オクタウィアヌスはカエサルの姉の孫(姪の息子)で、アントニウスはカエサルの優秀な部下でした。意外にもカエサルは遺言で後継者としてオクタウィアヌスを記しました。これが2人が対立する1つ目の理由です。
2つ目は、オクタウィアヌスがアントニウスに対して政略結婚させたオクタウィア(実の姉)とアントニウスが離婚したためです。アントニウスがオクタウィアと離婚したのはクレオパトラと結婚したためです。
そして、この離婚が両者の対立を決定的にします。
その後はご存知の通り、アクティウムの海戦でオクタウィアヌスが勝利して、エジプトに追い込まれたクレオパトラとアントニウスは自決します。
まとめ、質問者さんがおっしゃる通り、確かにアントニウスがクレオパトラばっかりに夢中になったのが遠因とも言えるかも知れませんね。なにせ、アントニウスは正妻のオクタウィアをローマに置いて、エジプトで不倫していたんですから笑。私的にはアントニウスの自業自得感は否めないです笑。
以上
教科書に書いてない部分には深い事情があったんですね。
2回もありがとうございました!
いえいえ、こちらこそありがとうございました😊
なるほどー!めちゃめちゃ分かりやすかったです!
一気にこの部分面白くなりました笑 ありがとうございます
でもあともう1個気になるところでてきてしまったんですけど、オクタウィアヌスがアントニウスを倒したのは、アントニウスがクレオパトラばっかりに夢中になってしまって、3人のパワーバランスが崩れたからですか?