物理
高校生
解決済み

コンデンサーについて

物理の教科書を読んでいて、電場やら電位やらがおわるといきなりコンデンサーの単元に入りますが、なんのためにコンデンサーを勉強しているのかわかりません。突然話がコンデンサーに変わって困惑しています。コンデンサーが電荷をためるものだということは分かったのですが、どういうところで使われているのでしょうか。充電器のようなものなのでしょうか。

回答

✨ ベストアンサー ✨

確かに高校までの範囲でコンデンサの有用性を理解するのは難しいかもしれません。
確かに電荷を貯めることはできますが、電池のようにずっと同じ電圧での出力ができないので、実用化はあまりされていません。
身近な例では、カメラのフラッシュなどはコンデンサに蓄えた電気を用いて発光しています。

コンデンサには交流は通すが、直流は通さないという特性があるので、その特性を利用して電子回路のノイズ除去等に用いられることが多いです。

また、学校や工場など電力使用量が多いところでは、電気代を安くするため高圧や特別高圧で受電する施設が多いです。
高圧受電では、電気代は単に電気使用量だけでなく、受電施設の力率によって高くなったり安くなったりします。
力率85%を基準として、100%に近づくほど電気代が安く、85%を下回るほど電気代が高くなります。
この力率を100%に近づけるための手段としてコンデンサがよく用いられます。
詳しくは「進相コンデンサ」で検索してみてください。恐らく学校の電気室などに設置してあると思います。

ニワマコト

なかなか回答しづらい質問でしたが、答えてくださりありがとうございました!なんとなくイメージが湧いてきた気がします

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