✨ ベストアンサー ✨
現代文のなかでも論説文や小説、共通テスト型のデータの読み取りなど様々な分野があるので、まずはどの分野が苦手なのかを分析してみると良いと思います。
①論説文の場合
文章を読んで、論の大きさを認識できるようになることが大切です。例えば、具体例の部分は(もちろん読みますが)全力で注意して読む必要はないですよね。そういうところは括弧でくくるなどして、少し力を抜いて読むようにします。一方で、「○○ではなく、▲▲なのである」というようなところでは、▲▲の部分は読み落としてはいけません。そういうところを印をつけたりして強調しながら読んでみると良いと思います。自分では軽く読み飛ばしたところが問題の答えの中心になっていたりしたときこそ、伸び代です。なんでそこが重要になるのか、自分の考えとはどう違っていたのかを先生に聞いてみましょう。
②小説が苦手な場合
まず、登場人物の把握とリード文(本文の前にあるあらすじが書いてある部分)を読むことは必須です。しっかりと状況がわかってから読み始めましょう。特に情景描写(急に雪が降ったり)や怪しい仕草(泣いたり)には注意が必要です。直前の出来事からその人の心情を類推しましょう。
③共通テスト型が苦手な場合
まず問いを読んで、「Aの資料とBの資料を比較して」など、その資料のどこを読むべきなのかのヒントを手に入れます。資料から今の話題に適した部分を抽出します。例えば、景観保存に関する住民同士の揉め事とかが話題なら、資料となる法律のうち、住宅の色や高さを規制している部分に注目するという具合です。
また、余裕があればですが、「現代文キーワード集」などの本も出版されています。「イデオロギー」とか「心身ニ元論」とかよく出るテーマと背景知識がまとめられているので、難しい内容でも臆することなく解けるようになります。おすすめです。
現代文は一朝一夕に成果のでる科目ではありませんが、少なくとも一回、試験で全集中で文章を読んで論展開を把握してみて、解答解説との違いを擦り合わせて行くのが近道だと思います。頑張ってください。
ありがとうございます！
夏に実践していい成績を残します‼︎