国語
中学生
解決済み
この問題教えてください〜!!!
文章(6)
会別画
(し訳
で
が
な日
本 1
は区
要点西欧と日本の決定的な違いはどこにあるかを捉えよう!
|線3「聖なる空間」とありますが、西欧と日本ては「聖なる空間」
の内と外は、どう区別されていると筆者は考えていますか。西欧と日
本との違いがわかるように、二十五字以上三十五字以内で書きなさい。
SSR卿 を訴んて Sm 5 たこし
日本人は住まい方において、内と外とを厳しく区別するという行動
様式を示す。最もはっきりしたその現われは、家の中にはいる時には
Oという習慣である。今日のように鉄筋コンクリートのマンション
あら
に椅子とテーブルの生活という洋式を採用しているところでも、まずほ
とんどの日本人はこの風習を守り続けているであろう。もちろん、西欧一
社会でも、家に帰れば内履きにはきかえるということはよくあるが、そ
いす
れは私的な環境てくつろぐためであって、例えばお客を迎える時はきち
んと靴をはくし、客も靴のまま家の中にはいって少しも怪しまない。だ
が日本ではお客にたいしても靴を脱ぐことを当然のこととして要求する
ので、慣れない外国人は当惑するということになる。空間構造はつなが =
っているように見えながら、行動様式では内と外は明確に区別されてい
るのである。
あいまい
このことは、間仕切りの暖味な家の中においても同じてある。お客
にたいして、靴の代わりに室内用のスリッパを提供するというのは、今
てはごく普通に行われている。だがそのスリッパも、板の間や廊下なら
よいが、畳の座敷に上がる時は再び脱がされる。というよりも、普通の
日本人なら、スリッパのまま畳の部屋にはいることには、大きな抵抗感
があるであろう。あるいは、たいていの家では、便所にはまた別の専用
のスリッパがあって、そこでまたはきかえるということになる。日本人
にとっては、それはごく当たり前のことだが、西洋人にはそのような感 a
25
覚がないから、便所のスリッパのまま畳の部屋にはいりこんで主人をあ
わてさせたりするのてある。
3 このような家の内と外、部屋の内と外の区別は、物理的というより
もむしろ心理的なものてある。つまりそれは、意識の問題てあリ、価値
観の問題である。
どの社会にも、聖なる空間を大切にする習慣があって、そのために
立派な教会堂や荘厳な神社が建てられる。だが西欧の教会建築は壁によ
って内外の区別がはっきりしており、壁の内部は聖なる場所で、壁の外
そうごん
n
は俗世間ということがかたちの上ても明確だが、日本の神社で聖なる空
間を示すものは、物理的には境界として何の役にも立たない島居であ "
る。つまり一歩鳥居をくぐれば神の空間であるというのは、もっぱらわ
れわれの意識の問題なのてある。
とびいし
5 似たような例として、お寺や日本式料亭の庭の飛石の上に、時に、
十文字に縄をかけた小さな石が置かれていることがある。これは関守石
と呼ばれるものて、ここから先は立人禁止というしるしてある。だがこ s
れも、その気になれば簡単にまたいていけるもので、物理的には何の障
碍にもならない。関守石の存在によって空間が区別されるのは、われわ
せきもり
しょう
れの意識のなかにおいててある。 キリメ
このように、眼に見えないかたちて内外の区別が成立するために
は、鳥居や関守石の意味についての共通の理解を前提とする。その共通 |
の理解を持った集団、ないしは共同体が日本人にとっては「身内」であ
り「仲間」てあって、その外にいる者は「よそ者」ということになる。
6
日本の家がしばしば「うち」と呼ばれるように、家族は「身内」の代表
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