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こんばんは(˙ᵕ˙ )
たぶんこんな感じです。
数日後、処刑による恐怖がおさまると動物たちの中に
六番目の戒律が「動物は他の動物を殺してはならない。」
であったことを思い出した……あるいはそう記憶している
者が出てきました。
そのことを豚や犬たちに聞こえる場所で言おうとする者は
いなかったがあの虐殺はその戒律と矛盾するように思われ
ました。
クローバーはベンジャミンに六番目の戒律を読んでくれる
ように頼みました。
ベンジャミンはいつものように、そんな面倒事に関わる
のはごめんだと拒絶したので彼女はミュリエルを引っ張り
出しました。
ミュリエルは彼女にその戒律を読んでくれました。
そこには「動物は他の動物を殺してはならない。
理由なくして。」と書かれていました。
どうしたことか最後の一文は動物たちの記憶からは
すっぽり抜け落ちていましたが、とにかく戒律が犯されて
いないことは明らかになりました。
裏切り者を殺す正当な理由があったのは明らかでした。
彼らはスノーボールと結託していたのです。
その一年、動物たちはその前の年と同じくらい懸命に
働きました。
風車の再建では壁の厚さは前の二倍にも達して、
普段の農場の作業を行いつつ再建を予定の期限までに
終わらせるのは途方もない重労働でした。
ジョーンズの頃と比べても労働時間が長くて、食べ物が
粗末であると感じる時もありました。